FIA国際控訴裁判所がブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズが使用するディフューザーに合法との判決を下したことにより、フェラーリは、F60のデザインを“根本的に”見直さざるを得ないだろうと述べている。15日(水)に発表されたFIA国際控訴裁判所の判決は、パフォーマンス上でアドバンテージがあるとして認識されている“ダブルデッカー・ディフューザー”のデザインコンセプトを2009年マシン設計時に取り入れていなかったチームにとっては大きな打撃となる。フェラーリのドライバーであるキミ・ライコネンは先週、ディフューザーが合法とさ...
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、F60用のディフューザーを開発するために時間とお金を投資することになると語る。「残念なことに、今回の決定により、いくつかのチームと平等な立場で競争するためには、テクニカルレギュレーションの観点でマシンデザインの基本的な部分に手を入れざるを得ない。それには時間をお金がかかる」「我々はチームが高い競争力を取り戻すために2倍の努力をしなければならないだろう」関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日