フェラーリは、F1ハンガリーGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位、キミ・ライコネンが6位だった。フェルナンド・アロンソ (2位)「この表彰台は僕にとってもチームにとっても大きな意味がある。かなり多くの難しいレースの後、いくつかリスクを冒しながらも、あらゆることを最大に生かすことができたし、2位は勝利のように思う。ユーズドのソフトタイヤでレース終盤に31周を走るのはかなりのチャレンジだった」
「その時点で、戦略は3ストップをしたら4位でフィニッシュできることを示唆していたけど、僕たちはそうではなくチェッカーまで走り切ることに決めた。今回のレースは、今日のようなウェットでスタートして、セーフティカーが導入されるなどの異常なコンディションになると何が起きるかわからないということを示している。今日は巡ってきたチャンスのすべてを全てを最大限に生かせた。最も難しい瞬間でもベストな判断を下せたと思う。もちろん、サーキットの特性によってオーバーテイクのチャンスは限られているので、それが助けになったのも事実だ。だからこそ、僕たちは現実的になってクルマをあらゆる点で改善できるように作業を続けていかなければならない」キミ・ライコネン (6位)「今日のレースは難しかったけど、クルマのフィーリングは良かった、ペースも良かったのでプッシュできると感じたし、他のレースよりはずっと楽しかった。昨日の予選の出来を考えれば、6位は期待できる最大限だったと思う。スタートではうまく発進できたけど、ザウバーの後ろで貴重なタイムを失ったし、マッサのウィリアムズを捕えたときも抜くことができなかった。基本的にここはオーバーテイクが簡単ではないし、僕たちはストレートでのスピードが不足している。もちろん、今日の結果は素晴らしいチームリザルトだけど、興奮し過ぎてはいけない。改善の兆候はあるけど、自分たちが望むポジションにたどり着くにはまだ多くのエリアでやらなければならない作業がたくさんある。シーズンのスタートはかなり複雑だったけど、チャンピオンシップ後半戦はもっと良くなることを願っている。チームのことは心から信頼しているし、正しい方向に進んでいると感じている。時間がかかるかもしれないけど、結果は出ると確信している」関連:F1ハンガリーGP 結果:ダニエル・リカルドが今季2勝目!