フェラーリは、今週バーレーンで実施される開幕前最後のプレシーズンテストに大幅なアップグレードを投入する。フェラーリのエンジニアリングディレクターを務めるパット・フライは、2回目のテストの結果に満足しているが、シーズン開幕戦を控えた最大のアップグレードはこれからだと述べた。
「先週のテストでは相互関係などのテストをいくつか行ったが、最後のテストでは様々な段階を通して主要なアップグレードが施される予定だ」とパット・フライはコメント。フェラーリのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、フェラーリはセットアップ作業に移る前に前回のテストで問題となっている数々のエリアに取り組んだと述べた。 「2014年のクラッチからどのようにしてベストを引き出すかを学び、新しいブレーキ・バイ・ワイヤ・システムの調整を行った。今年の重要な部分であるあらゆる冷却液の温度バランスを詳細に検討して、新しいエネルギー回生システムの作動ウインドウを徐々に広げていっている」「マシン特性の扱い方を理解し始めることができ、どのような種類のセットアップパラメーターにタイヤが反応するかを学んでいっている。この作業を継続していくことはバーレーンでの最後の4日間における重要な部分になるだろう」
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