フェラーリは、F1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位、フェリペ・マッサが15位という結果だった。フェルナンド・アロンソ (2位)「2位は優勝したような気分だ。サキールではウィナーからほぼ1分遅れでフィニッシュしていたけど、今日僕たちはレッドブルの1台をオーバーテイクしたし、最後まで優勝を争うことができた。それに加えて、レッドブルとマクラーレンのドライバーより多くのポイントを獲得することができた。今週末の結果をさらにポジティブなものにしている」
「レースの第2スティントの終わりに鍵となる瞬間があった。パストールが少し早めにピットインして、僕たちはトラックにステイアウトしたけど、ラップ全体でバックマーカーの後ろでタイムを失ってしまった。メインストレートの後半でイエローフラッグが出ていたのもある。そのあと、残り7周で突然リアのグリップが無くなった。はっきりした理由もなくマシンのハンドリングが頻繁に変わっていたので、何か壊れていないかチームに尋ねた。でも、最終ステージではウィリアムズはまだとても速かったし、最後の最後にキミも迫ってきていたので、2位を獲得できたのは幸運だった。全線でウィナーが異なるし、レース毎にトップチームのパフォーマンスに浮き沈みがあるので、チャンピオンシップを解釈するのはとても難しい。マシンを設計したときに僕たちが最高の仕事ができなかったのは確かだ。まだやらなければならないことはたくさんある。でも、僕たちは自分達のポテンシャルを最大限に引き出せたことを誇りに思っていいと思う。マシンの限界以上だったかもしれない。かなり苦しんだ中国とバーレーンの2つのグランプリを終えて表彰台に戻れたことは非常にポジティブなことだし、残りのチャンピオンシップにむけて自信を与えてくれた。非常に接戦だし、わずかなもので大きな差が生まれるので、僕たちは常にマシンにアップデートをもたらし続けなければならない」フェリペ・マッサ (15位)「今日のレースは、28周目に科せられたペナルティの影響を受けた。正直、何も間違ったことはしていないと思うし、何が起こったのか詳しく調べて方がいいと思う。マシンのグループの真ん中にいたし、誰もオーバーテイクしようとはしていなかったからね。それまでレースはうまくいっていたし、トップ10も楽に手の届く範囲だったので本当に残念だ。僕はレッドブルとマクラーレンのグループにいたし、彼らのペースに匹敵できていた。オープニングラップでは多くの順位を上げることができた。フェルナンドが、最後まで優勝を争えたことを嬉しく思う。僕たちのマシンが確かに良くなったことを示しているからね。僕たちはまだ最速のマシンというわけではないけど、正しい方向に進んでいると思う。素晴らしい友人であるパストールにおめでとうと言いたい。F1初優勝のテイストは素晴らしいものだし、彼が今どんな気分かがわかるからね」関連:F1スペインGP 結果:パストール・マルドナドがF1初優勝!
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