フェラーリは、バルセロナテストでドライバーのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサをメディアインタビューに参加させないことを発表した。フェラーリはF2012の開発に苦戦とされており、この決定は彼らが苦戦していることの現れかもしれない。フェラーリは公式Twitterで「今回のテストでドライバーズプレスミーティングに参加しないことを発表したので、我々は現在プレスルームであまり人気がない」とツィート。
しかし、フェラーリはチームとメディアメンバーとの紛争は否定した。「チーム全体を仕事に集中させておくための決定であり、そこに論争の意図はまったくない」報道によると、フェラーリは前回のバルセロナテストでF2012のリアの安定性に苦戦していたとされ、ドライバーはコーナーの立ち上がりでマシンのリアエンドをコントロールするために大きなステアリングとスロットルの調整を強いられているという。フェラーリのテクニカルディレクターを務めるパット・フライは、現在取り組んでいる問題のひとつは、F2012のパフォーマスウィンドウが狭いことであり、コンディションが変化した際にマシンを合わせ込むのが困難であることを認めている。金曜日にロマン・グロージャンとフェルナンド・アロンソが同時にトラック上でレースシミュレーションを実施した際、ロータス E20はハードタイヤで常にF2012を上回っており、ソフトタイヤでもF2012より長く持たせることができていた。
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