フェラーリは、2014年からF1に導入するV6ターボエンジンを来年夏までに稼働可能にする予定だと La Gazzetta dello Sport が報じている。開発が凍結された現行の2.4リッターV8エンジンは、まだ2012年と2013年の2年間使用される。だが、エンジンメーカーはすでに新しい1.6リッター規約に取り組んでおり、メルセデス・ベンツとルノーは、2012年中盤までにプロトタイプ版を動かす予定だと報じられている。
一方、フェラーリは、F1規約の重点を空力面から移すことをプッシュしている。「我々は飛行機やミサイルを造っているわけではない」とフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長はコメント。「フェラーリのようなメーカーは、市販車技術に関連したレースをする必要がある」「スポーツは、チームが抱えるスポンサーのためのマーケティングツールよりも技術の研究所であるべきだ」とルカ・ディ・モンテゼーモロは、暗にレッドブルについて言及した。