アレックス・パロウが、2018年にヨーロッパF3選手権にハイテックGPから参戦することが発表された。スペイン出身のアレックス・パロウ(20歳)は、2017年にThreeBond Racing with DRAGO CORSEから全日本F3選手権にフル参戦し、3位でシーズンを終えている。また、スポット参戦したフォーミュラV8 3.5で優勝。F2選手権にもカンポスからスポット参戦してポイントを獲得している。
さらに昨年12月には鈴鹿でスーパーフォーミュラのテストに参加し、ルーキーのなかで最速タイムを記録している。アレックス・パロウは、クリスマス前にシルバーストンでハイテックGPのダラーラ・メルセデスで広範囲にわたるテストを実施。2018年のヨーロッパF3選手権への参戦が決まった。アレックス・パロウにとってはヨーロッパレースへの復帰となる。2014年にはユーロフォーミュラ・オープンで3位、2015~16年はGP3に参戦し、2015年には1勝を挙げている。「チームと僕の両方が一緒にチャンピオンシップを争うことに飢えている」とアレックス・パロウはコメント。「冬のテストは本当にうまくいったい、今年ヨーロッパのレースに戻ることを楽しみにしている」ハイテックGPのチーム代表オリバー・オーケスは「アレックスは、若く、速さがあり、有能なドライバーであることを一貫して示してきた」とコメント。「フォーミュラ2への1戦限りの出場とスーパーフォーミュラのルーキーテストは、彼は特別なものを持っていることを示した」2018年、アレックス・パロウはハイテックGPでBRDC英国F3チャンピオンのエナム・アーメドとチームを組む。