2020年のF1世界選手権でのレース中の給油の復活は、F1ストラテジーグループの会議で廃案とされた。レース中の給油はコストと安全面から2010年から禁止となったが、最近、FIA会長のジャン・トッドは、2021年の大幅なF1レギュレーション変更の一環として、ショーを盛り上げるためにレース中の給油を復活させる可能性を評価するよう求めていた。
しかし、F1ストラテジーグループのメンバーはレース中の給油を見送り、また、マシン重量を減らすためのアイデアは導入が予定されている予算制限を考えれば、多額のコストがかかり進展していない。F1ドライバーは、マシン重量が増加し続けていることに不満を抱いており、少なくともその部分に関しては2021年の新レギュレーションに何らかの形で持ち込まれると考えられている。2021年のルール変更の最終期限は10月31日となっており、10月初旬にまた改めてF1ストラテジーグループの会議が予定されている。
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