エステバン・オコンは、アルピーヌF1との新たに長期契約にサインしたことで“肩の荷が下りた”と語る。今シーズン末でアルピーヌF1と契約が切ることになっていたエステバン・オコンは、ピエール・ガスリーにシートを奪われるという敵的な噂があり、シーズンを通してF1での将来について憶測があった。
しかし、母国レースとなるF1フランスGPに先立って、エステバン・オコンは、少なくとも2024年までアルピーヌF1のドライバーとして継続する新たな契約を締結。自分の将来について心配する必要がなくなったので、よりリラックスした気分になったと認める。「そうだね、いい気分だ。肩の荷が下りたと言えるし、残りは確保されたので、パフォーマンスと今重要なことにだけ集中することができる」とエステバン・オコンはF1フランスGPの記者会見で語った。「チームに満足しているし、うまく統合されていて、雰囲気も素晴らしい。僕たちはうまく働いている」「もちろん、来年は新しいレギュレーションによって良い結果を出せる可能性が高いし、僕にとって残留するには最適な場所だ」「これは僕のモータースポーツキャリア全体でこれまでに経験した中で最も長い契約だ。自分が数年前にいた立場を考えれば、素晴らしいポジションだし、本当に嬉しく思っている」当時ルノーとして知られていたアルピーヌF1に加入するい勢、エルテバン・オコンはメルセデスF1と強いコネクションを持っていた。2015年以降、エステバン・オコンは、メルセデスF1の育成プログラムに参加し、2019年にはフルタイムのテスト兼リザーブドライバーを務めていた。そのため、今年の力強いパフォーマンスと、バルテリ・ボッタスの苦戦、ルイス・ハミルトンの将来に対する不確実性が相まって、メルセデスF1の噂もあった。エステバン・オコンは、まだメルセデスF1との繋がりはあるが、契約全体を通して現在の雇用主であるアルピーヌに完全にコミットしていると述べた。「今後3年間は完全にアルピーヌのドライバーだ。それが現時点での僕の立ち位置だ」とエステバン・オコンは付け加えた。「確かにメルセデスとの繋がりはまだあるけど、僕がしている仕事はアルピーヌだし、完全にアルピーヌだ。メルセデスグランプリチームとのやり取りはない」