F1チームの代表たちは、2022年にタイトルを防衛したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を2年連続で年間最優秀ドライバーに投票した。毎年シーズン末の実施されるこの企画は、現役F1チーム代表にその年の上位10名のドライバーを投票してもらうもの。投票結果は、現行のポイントシステム(25-18-15-12-10-8-6-4-2-1)に換算され、F1チーム代表がシーズンを通じて最もよい仕事をしたと思うドライバーを決定する。
新記録となる年間15勝をマークして残り4戦となるF1日本GPで2度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したフェルスタッペンは、チーム代表の投票でもシャルル・ルクレール(フェラーリ)に63ポイント差でつけてこのランキングでライバルを圧倒した。F1アブダビGPでセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)を破って2位でフィニッシュし、キャリアベストのランキング2位を確保したシャルル・ルクレールは2位、メルセデスとの最初のシーズンでF1初勝利を挙げたジョージ・ラッセルが3位に入った。F1キャリアで初めてシーズンを未勝利で終えたルイス・ハミルトン(メルセデス)が4位に続き、フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスが5位に入った。2022年をベスト・オブ・ザ・レストでフィニッシュしたランド・ノリス(マクラーレン)が6位、カルロス・サインツ(フェラーリ)が7位と、二人とも昨年から3つ順位を下げた。2シーズン後にアルピーヌF1チームを去り、来年アストンマーティンF1でセバスチャン・ベッテルの後任となるフェルナンド・アロンソは、カルロス・サインツからわずか1ポイント差の8位だった。メルセデスからアルファロメオに移籍したバルテリ・ボッタスは 2 年連続でこのランキングで 9 位を維持した。例年、フェラーリはこの企画に不参加だったが、今年は全10チームのチーム代表が投票。誰がどのようなランキングをつけたかは非公開となっている。F1チーム代表が選ぶ2022年のトップ10ドライバー1.マックス・フェルスタッペン(207) →2.シャルル・ルクレール(144) ↑43.ジョージ・ラッセル(127) ↑64.ルイス・ハミルトン(100) ↓25.セルジオ・ペレス(91) -6.ランド・ノリス(81) ↓37.カルロス・サインツ(68) ↓38.フェルナンド・アロンソ(67) ↓39.バルテリ・ボッタス(29) →10.セバスチャン・ベッテル(24) -
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