2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPのフリー走行が11月9日(金)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われた。初日のトップタイムはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が記録した1分08秒846。2番手には0.003秒の僅差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.073秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とタイムは非常に拮抗している。
1番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「少し複雑な一日だった。FP2の方がFP1よりもはるかに良かった。午前中はかなり難しかったし、ミスをしやすかった。何度かロックアップしてラップを中断していたし、良いリズムを築くのが難しかった。でも、午後に向けてクルマを本当に改善させることができたし、なんとかリズムを見つけ出すことができた。ペースはいいと思うけど、短いトラックなのでマージンは小さい。今日はタイヤのドロップオフは多くはなかったけど、気温はもっと高くなることが予想されているし、それが問題を引き起こすかどうかは待たなければならない。明日は雨が降る可能性もありそうだけど、僕たちには一年を通してウエットで優れたパッケージがあるし、大きな問題にはならないと思う。トップ3チームはとても僅差だし、今日の結果に満足することはできない。他の全員が一晩かけてパフォーマンスに取り組むことはわかっているし、僕たちもプッシュし続けなければならない」2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「比較的ノーマルな一日だったし、必要な全てを完了することができた。クルマはメキシコより感触がいいけど、まだいくつかの問題を抱えている。ペースはそれほど悪くないと思うので、そこに取り組んで、改善していかなければならない。FP2はかなり風が強かったし、コーナーでは突風を浴びていたので、クルマを走らせるのがかなりトリッキーだった。明日は雨が予報されているけど、雨の中で走るのは好きだし、問題はない。とにかくドライで十分な速さを見い出す必要がある。上位勢はとても僅差だけど、僕たちのクルマにはもっと多くのポテンシャルがあると思うし、とにかくそれを搾り出す必要がある」3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「今日はいい金曜日だったし、まずまずの走行ができたと思う。今日の最大の懸念は、いくつかネジが外れて足の間に転がっていたことだった。でも、それを見つけたのは最後だったし、それ以外は問題なかった。タイヤマネジメントも問題なかったけど、日曜日はもっとチャレンジングになるだろう。それでも、まだ完璧ではないので、クルマを改善する必要がある。まだやれなければならない作業はいくつかあるけど、バランスをインドウ内に収めることができれば、問題はないはずだ。今後数日間はもっと暑くなるはずなので、タイヤマネジメントが大変になるかもしれないけど、様子を見てみるつもりだ」4番手:ダニエル・リカルド(レッドブル)「かなり良い午後だったし、FP1とFP2の間に良い前進を果たすことができた。タイヤにかなり厳しく、クルマのセットアップを完璧にするのはいつも難しいトラックだ。午前中はそこに少し苦しんでいたけど、FP2ではいい感じのスポットを見つけることができた。午後のクルマはまずまずだったけど、それでもコンマ3秒遅れていたので、このようなコンディションではポールは少し困難な課題かもしれない。他の人たちはまだパワーを上げていないけど、僕たちのレースペースは堅実だと思うし、グリッドペナルティがあるのでそこが僕たちのメインのフォーカスだ。ペナルティについては先週からわかっていた。メキシコでマーシャルがクルマに消火器を使用したときに残念ながらターボがダメージを受けていた。それを受け入れているし、予選をうまくやって、ハードなレースをして、週末を最大限に生かす準備はできている」5番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「クルマは午前中に飛び乗ってすぐにかなり満足できていた。通常、ここではそうはならないけど、1回目のセッションでそれを示していた。クルマの感触は良かったけど、クイックラップでは少しトラフィックに引っかかってしまったので、タイムはまだもう少し改善できると感じている。一般的にこのサーキットは僕たちに適してはいないので、予選に関しては大きな期待はしていないし、僕たちのフォーカスはレースだ。ロングランのペースは問題なさそうだ。2回目のセッションは少し妥協を強いられてしまい、望んでいた全てをこなすことができなかったけど、大丈夫だと感じている。明日はいくつか調整するだけで望んでいるセットアップを手に入れられると自信を持っている。午後は小さなオイル漏れによってコースに出ていくのが遅れてしまった。確実に修復したかったし、さらなる問題は起こらないはずだ。天候を見れば、今日が最も悪いと思っていたけど、雨は降らなかったので、その点が助けになるかどうかはわからない」6番手:キミ・ライコネン(フェラーリ)「今日は簡単な一日ではなかったし、多くの点でかなりトリッキーだったけど、それが金曜日だし、こういうときもある。僕たちはプラクティス初日に非常に頻繁にいろいろな部分で苦労している。トラックには僕たちにとっていい感じのセクションもあれば、そうでないセクションもあるけど、それもゲームの一部だ。タイヤに関しては硬い方のコンパウンドは少し滑りやすいと感じたけど、それはだいたい予想できていたことだ。やらなければならない作業があるのは確かだ。いくつか変更を施してみて、どこまで到達できるか見てみるつもりだ」7番手:ロマン・グロージャン(ハース)「良い一日だった。クルマはここでかなりうまく機能していると思う。特にメキシコでは少し苦しんでいただけにね。両方のセッションでベスト・オブ・ザ・レストになれたのは良いことだ。それには満足している。完了させなければならない作業はもう少しある。どの方向に進めるかを見極めるためにセットアップでいくつかのことを検討している。明日のFP3と予選、そして日曜日のレースに向けてすべてを仕上げていく」8番手:シャルル・ルクレール(ザウバー)「全体的にポジティブな一日だった。予選ペースはかなり強かったし、明日に自信を感じている。まだ他チームと比較してレースペース面でどこにいるかを判断するにはいくつか作業しなければならない部分はあるけど、今のところはいい感じだ。天候は予想していたよりも良好だし、ドライコンディションでかなりのデートを収集...
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