2018年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPの予選が6月23日(土)にポール・リカール・サーキットで行われた。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。F1スペインGP以来となる今シーズン3度目のポール獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季2度目となるフロントロー独占となった。
2列目にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3列目にはダニエル・リカルド(レッドブル)とキミ・ライコネン(フェラーリ)と、赤と青のマシンが入り乱れるカタチとなった。“ベスト・オブ・ザ・レスト”の7番手はカルロス・サインツ(ルノー)、そしてシャルル・ルクレールがザウバーのマシンでQ3進出を果たす大金星で8番グリッドを獲得。5列目にはケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンとハースの2台が並ぶ。1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「ポールには本当に満足しているけど、僕はいつも完璧を目指しているし、トラックにはタイムが残っているので、まだ取り組まなければならないことはある。最初の2つのセクターでコンマ3秒遅れていた。でも、幸いにも最終セクターで修正して、それを取り戻すことができた。フィールドのトップは僕が望んでいる場所だし、ポールに戻れて本当に嬉しい。僕だけでなく、トラックも発展している。ドライブするほど、ますます楽しくなっている。ここは世界で最も美しい場所のひとつだし、多くのファンが来てくれているので、明日は天気が良くなることを願っている。フェラーリはウルトラソフトでレースをスタートするけど、僕たちはスーパーソフトっだし、面白くなるはずだ。今週末ここまで僕たちはまとまっているし、良い仕事をしているけど、明日は接戦になるだろう。だから、集中して、レースのために行われたすべてのハードワークを最大限に生かしていきたい」2番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)「今日は力強い一日だったし、チームは本当に良い仕事をしてくれた。ラップはOKだったけど、完璧なラップをまとめることはできなかった。FP2で多くの走行時間を逃し、FP3では全員が制限されることにいなったので、一日中キャッチアップしていたような気がする。まから、予選中もまだ全ての走行でゲインを見い出していた。最終的には完璧ではなかったけど、十分にフロントローを独占することができた。チームはクルマをアップグレードさせるために素晴らしい仕事をしてくれた。エンジンを含めた全てのアップグレードがクルマを良くしてくれているし、今日はパッケージ全体が僕たちにフロントローをもたらした。このトラックはオーバーテイクが難しいかもしれない。明日は異なる戦略が見られるだろう。フェラーリは柔らかいタイヤでスタートするし、それがどのよゆな影響を与えるか興味深い。僕たちには良いクルマがあるし、明日1-2を争うためのツールは全て揃っているはずだ。勝利のために全力を尽くすつもりだ」3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「セッション中にどんどん良くなっていたし、より自信を感じていた。なので、今日は3番手に満足していいと思う。でも、最後の走りは素晴らしいとは言えなかったし、フロントローを獲得するためには十分ではなかったと思う。Q3での1回目のアタックの後、メルセデスにもっと近づけると思っていたし、改善できると期待していた。でも、残念ながら、最後のアタックではちょっとプッシュしすぎてしまったし、あちこちでミスをしてしまった。いずれにしろ、クルマはいい感じだし、僕たちはそれを証明したと思う。明日僕たちは異なるタイヤ戦略でスタートするので何が起こるか見てみよう。クルマはレースで強いはずだ」4番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)「今日の予選ではクルマのポテンシャルを最大限に引き出せなかったと思う。フロントのグリップにやや苦戦していたし、それで簡単にはいかなかったけど、それでも僕たちは予選4番手を獲得できた。ずっと雨が降り続けてくれれば嬉しかったけど、残念ながらセッションまでに乾いてしまった。メルセデスと比較してストレートでまだスピードが劣っているのがわかったけど、クルマのバランスも完璧ではなかったし、ロングコーナーでもタイムを失っていた。レースで様子を見てようと思う。僕のレースペースは良さそうだけど、他のドライバーも良さそうだし、新しいレースなので何が起きるかわからない。僕はスーパーソフトでスタートするので、セバスチャンの方がグリップがやや高いかもしれない。少しトリッキーになるかもしれないが、僕たちのタイヤの方が長く走れることを願っている。トラックが新しいので、週末ずっとあまり基準がなかったし、明日に向けてまだ多くの疑問が残っている。とにかく何が起きるか様子を見みてなければならない」5番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)「昨日、僕たちはクルマのダウンフォースレベルを分けていたし、マックスの方が低かった。昨日はほぼイーブンだったけど、ローダウンフォースを試す価値があるようだった。午前中にローダウンフォースに設定にしたけど、天気のせいで試せなかった。予選では実際に試していないものは使わないことに決めたけど、それでもフロントウイングは多めにつけていた。Q1が終わるまでにはつけられるだけつけたけど、それでもアンダーステアが出ていた。他のセッションではマシンにいろいろなことができるけど、予選だと両手を縛られているようなものだし、フラストレーションが溜まる一日だった。明日のレースには自信があるけど、前にいるドライバーと比べて僕たちはストレートでは少し遅くなると思う。でも、雨が降ればラッキーな展開になるかも。ウェットになれば面白いと思う。ドライでの素のペースはメルセデスに挑戦できるほど速くはないけど、ウェットならファンにとってもエキサイティングなレースになるはずだ」6番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)「今6日のクルマはうまく機能していたし、最後の走行まではかなりストレートな予選だった。1回目の走行はかなりいい感じだったけど、ターン11で少し脹らんでタイムを失ってしまった。明日のために僕たちはベストだと思う戦略を選択したけど、様子を見てみなければならない。他のレースで異なるタイヤでスタートしても状況が劇的には変わらないのを目にしてきた。明日がチャレンジングな一日になるのは確かだ」7番手:...
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