2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX
優勝:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)「なんて素晴らしい週末だろう! 金曜日にシグナルが青に変わった時から素晴らしい感触だった。フリー走行で良いリズムを掴み、力強い予選を終え、レースではまずまずなスタートを切り、リードを築き、ペースをコントロールすることができた。僕のエンジンはサイクルの中で最後のレースだったから、少しセーブしなければならなかった。でも、ギャップは常に安全圏だった。日本には勝つために来たし、それを実現できたのは本当に特別なことだ。この伝説的なレーストラックで勝てたのは最高の気分だ。3年連続でコンストラクターのワールドチャンピオンを、ここ日本、ブラックリー、そしてブリックスワースにいる全ての同僚たち、さらには何十万ものダイムラー従業員の皆に最大級のお祝いを言いたい。これを実現させてくれた全ての人、全パートナーにとても感謝している。彼らは本当に最高だ! ここ数年にわたって信じられないくらいの努力をしてくれた彼らはこの賞にふさわしい。いっぱいお祝いをしよう! 自分自身のお祝いはあまりし過ぎず、少しにしておこうかな。シーズンはまだ終わっていない。まだ数戦は世界を周らなければならないし、エネルギーをキープしておく必要があるからね! そして今週末に来てくれた観客の皆にも本当に感謝している。鈴鹿のファンはいつも特別な雰囲気を作り出し、素晴らしいショーを催してくれる。アリガト!」2位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)「スタートで決まることはわかっていた。今日は本当に良いスタートを切れたし、自分のリズムを掴むことができた。スタートをまとめて、2戦連続で2位を獲得できたことに満足している。ニコの後ろに居座って、タイヤをコントロールすることができた。チームは僕に本当に強い戦略を与えてくれたし、それに加えてクルマのバランスもとても良かったので、成功したレースを楽しむことができた。2台のメルセデスの間に割って入ることができて本当に嬉しい。再びチームにとって素晴らしいリザルトだ。僕たちにはレースで速いペースがあったけど、それでもまだニコはクルージングしていたと思う。僕がスピードを上げたときは、ニコもそれに合わせてきたし、僕が減速すれば、彼もそうしてきた。彼はコントロールしていた。最終ステージでは明らかにルイスの方が少し速かったし、彼に捕えられそうなのはわかっていた。ピットボードのタイム差はラップ毎に縮まっていた。最終シケインの進入で彼がミラーに入ってきたので、自分のポジションを守ったし、それによって2位を守ることができた。ブルーフラッグについていくつか懸念があったし、僕たちはそれについて話す必要があると思う。去年も今年の序盤は僕も同じ状況だったし、レースをしたいという彼らの言い分も理解できるけど、周回遅れにしている人々は表彰台を賭けてレースをしているんだし、異なるアプローチを取らなければならない」3位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「スタートで何が起こったのかはよくわからない。エンジニアたちの話を聞く必要があるけど、あり得る範囲で最悪のスタートだった。僕のいた側は完全にドライにはなっていなくて、ホイールスピンが多かった。でも、それだけではない。他のみんながトラクションを得て前に進んでいく中、僕はかなりポジションを落とした。フラストレーションが溜まったけど、そうなってしまったのはしょうがない。そういうことは起こるものだ。その後、レースの序盤にはキミほどのペースがなかったし、長く走らなければならないことはわかっていたので、早い段階で彼に本気で仕掛けようとはしなかった。レース後半はずっとおもしろくなったし、ハードタイヤでかなりいいペースを引き出すことができた。クルマのフィーリングがよくなって、より快適に感じていたし、オーバーテイクできるようになった。フロントウィングをちょっと強くしたらアンダーステアが完全に消えたので、フィールドを前進して、ギャップを縮めることができた。2位になれなかったのは残念だけど、今日は自分にできる最高の仕事をしたと思う。全てのポイントが重要だし、できる限り多くのポイントを獲得するために全力で走った。ニコは素晴らしい仕事をしたし、彼は堅実なマージンを稼いでいるので、僕にとってドライバーズチャンピオンシップは前よりも厳しくなった。今日のレースのように、そして、いつもそうしているように、僕の持てる全てを尽くしていくつもりだ。僕にできるのはそれだけだ。自分にできる最善を尽くすことに集中する。どうなるかは見てみよう。今日来てくれたみんなには本当に感謝している。ここのファンはいつものように素晴らしかった」4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「とても良いスタートが切れたし、最初の2周でリカルドとペレズを抜いて良い進歩を果たせたし、僕たちはフェルスタッペンよりも速かった。今日、僕たちは2番目に速いクルマだったと思う。タイミングの問題だったし、マックスはトラックポジションを維持するために出来る限り早くにピットインを行い、それが彼にとってうまくいった。最後は軟らかい方のタイヤで行くことにした。当初はうまく行くと考えたけど、デグラデーションがあまりに酷くて、そのグループから落ちてしまった。批判するのは常に簡単なことだし、もっと知識のある多くの“専門家”がいると思うけど、クルマに乗っている僕だけでなくピットウォールも第2スティントを延ばすこの戦略を実行したかった。ブルーフラッグでかなりのタイムを失ったのは事実だし、おそらくそこでルイスにトラックポジションを奪われた。彼はストレートで周回遅れのマシンをクリアしていたように思う。でも、ペースはおそらく表彰台に挑戦するには十分ではなかった」5位:キミ・ライコネン (フェラーリ)「昨日の予選は良かったけど、ギアボックスの問題とそれに伴うスタートポジションの変更はこのようなトラックでは理想てきではなかった。もちろん大きな失望はある。僕たちには良いクルマがあったし、上位に留まること...
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