トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、2019年はF1のベストシーズンであり、“より良い”ドライバーになったと評価する。2017年終盤にトロロッソのF1シートを喪失し、2018年はフェラーリのシミュレータードライバーとしてトラックを離れていたダニール・クビアトだが、今年再びレッドブルのプログラムに呼び戻され、トロロッソ・ホンダのドライバーに抜擢された。
復帰後、ダニール・クビアトは印象的なパフォーマンスを示し、F1ドイツGPでは3位表彰台を獲得。ドライバーズ選手権ではルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグと同点の37ポイントを獲得し、最高成績で上回り13位で終えた。「正直、とても満足している」とダニール・クビアトはF1公式サイトでコメント。「はっきりとF1でのベストシーズンのひとつだったと言える。とてもハッピーだ」「思い通りに進んだレースもあれば、そうではないレースもあった。でも、これが僕たちミッドフィールドの仕事だ。非常にタイトで、小さなミスを犯せば、チャンスが失われる可能性がある」「でも、それが僕たち全員が知っているスポーツの一部だ。今年はF1での過去数年よりも良いドライバーだったと思う」トロロッソは、チーム新記録となる85ポイントを獲得してコンストタクラーズ選手権を6位でフィニッシュ。ダニール・クビアトも、アルファタウリになる前のトロロッソとしての最後のシーズズをベストなシーズンにできたと考えている。「トロロッソにとって非常に力強い一年だったのは確かだ。たぶんチーム史上最高の年だったと言えるかもしれない」とダニール・クビアトは語る。「その一員になれたこと、そして、今年のチーム内の雰囲気は素晴らしかった」「チームは常にとても良いパフォーマスを発揮していたと思う。シーズン開幕からかなり一貫してポイント圏内にいたし、常にチャンスを非常にうまく生かしていた。戦略にとってそこになかったポイントでさえ時々獲得することができたのは非常に重要だった。来年にむけた良い後押しになると思う」