トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、フェラーリでシミュレータードライバーとして過ごした1年間が“とても良い経験”だったと語る。元レッドブル・レーシングのドライバーであるダニール・クビアトは、2017年終盤にF1キャリア2016年にレッドブルからトロロッソに降格したダニール・クビアトは、その後もスランプから抜け出すことができず、2017年のF1アメリカGPでシートを喪失。レッドブルのプログラムからも外された。
だが、2018年にフェラーリでF1シミュレータードライバーとしての役割を果たし、今季、ルーキーのアレクサンダー・アルボンのパートナーとしてトロロッソのF1ドライバーに再び抜擢された。復帰戦となったF1オーストラリアGPで、ダニール・クビアトはレッドブル・レーシングのピエール・ガスリーを抑えきり、10位入賞を果たしている。復帰戦となったオーストラリアGPについてダニール・クビアトは「僕たちとって良いレースだったと思う」とコメント。「週末ずっと僕たちはかなり競争があった。僕たちが戦いに絡めることがわかったのはよかったね。今年のミッドフィールドは非常にタイトだけど、我々は間違いなくその戦いの中にいた」「レース自体はとても…かなりたくさんのアクションがあったし、シーズンに開幕戦の最後にポイントを獲得できるのは常に良いことだ。我々はとにかく先を見ている。ここは異なる種類のサーキットなので、ここで僕たちに何が達成できることがわかるだろう」トロロッソ・ホンダ STR14についてダニール・クビアトは「ひとつの強みや弱みを言うのは難しい」とコメント。「誰もがミッドフィールドに非常に近いと思っているし、いつも本当に良い週末を過ごさなければならない。コンマ数秒を失っただけで、いくつかのポジションを失うことがになるので、常にすべてをまとめることに取り組む必要がある。さもなければ、Q3に進出する代わりに14番手や15番手にいることになるかもしれない。タイトなミッドフィールドだし、それお知っておくことが大事だ。全員にチャンスがあるように思う」フェラーリでの1年間で学んだことについてダニール・クビアトは「明らかにレースをしたかったけど、フェラーリのようなチームの一員になれたのはとても良かった」とコメント。「セバスチャンとキミの仕事を非常に近いところで見ることができたのは素晴らしいことだった。たくさんのシミュレータ作業があった。彼らはいつも僕を忙しくさせてくれたし、それはとても良いことだった」「学ぶことにベストを尽くしたし、ある意味でF1の世界に近づくことができ、チームが可能な限りベストな結果を達成できるように頑張ってできる限り自分の仕事をしていた。とても良い経験だった」