トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、18か月ぶりのF1復帰戦となったオーストラリアGPでチームのためにポイントを獲得するために“動物のよう”にプッシュしたと語る。2017年のF1アメリカGP以来となるF1レースで、ダニール・クビアトは15番グリッドから中団の接戦を制して10位でフィニッシュ。トロロッソ・ホンダに1ポイントをもたらした。
他車よりもタイヤ交換を遅らせる戦略で臨んだダニール・クビアトは、前方のマシンがピットインしていく中でポジションを上げていく。26周目にソフトタイヤに交換すると10番手でコースに復帰。20周にわたるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーとの10位争いを制した。「簡単なレースではなかった。たぶん最も難しいポイントを獲得できたと思う。でも、同時にレース全体で後続の僕たちよりも速いクルマを抑えられたのでとても満足している」とダニール・クビアトはコメント。「僕たちチームにとって非常に励みになった。僕たちは前にいる多くのチームも捕えていた。このレースから多くのポジティブなものが得られたと思う」「僕のレースっは1周目から5周目まで多くのバトルがあった。常に前や後ろのドライバーとバトルをしていた。とても厳しいレースだったけど、行ったように、今日はいろんなことが起こった。もう誰も僕を怖がらせることはできない」ダニール・クビアトは、ランス・ストロール(レーシングポイント)を抜こうとしてターン3でグラベルに膨らんだことでポイントを逃してしまうことを恐れたと語る。「遅い動きだったし、僕はとても速かった。トライしたけど、内側のフロントホイールをロックさせてしまった。とてもフラストレーションを感じた」とダニール・クビアトはコメント。「レースを失ってしまったらどうしようと思ったけど、チームはまだ後続と少しギャップがあると伝えてくれた。冷静でいるのは難しかったけど、そこからの数周あ動物のようにプッシュしたし、8~9周で再び彼の後ろに戻っていた」「正直、とても印象的なレースだった。良いレースだったし、満足のいくレースだった」2017年のF1アメリカGP以来、レースに参戦していなかったダニール・クビアトは、F1のレース週末がいかに激しいものであるかを忘れていたと認めるが、残りのシーズンに向けてルーチンを再発見できたこと嬉しかったと語る。「僕たち全員がバルセロナでレースシミュレーションをやったけど、週末全体にアプローチするときは異なるものだ」とダニール・クビアトはコメント。「どんな感じだったか少し忘れてしまっていた。予選のトラフィックのマネジメントも少し違う感じだったし、バーレーンに向けて良い経験を積むことができたと思う」「何年もここにいたけど、やっぱり再びいくつかことを学ぶ必要があるね」