ダニール・クビアトは、自分と交代でレッドブルに加入したマックス・フェルスタッペンがF1スペインGPで優勝したのを見て、表彰台の頂点にいたのは自分だったかもしれないと考えている。F1ロシアGPでセバスチャン・ベッテルのリタイアの原因となるクラッシュを引き起こしたダニール・クビアトは、調子と信頼を取り戻すための措置としてF1スペインGP前にレッドブルから古巣のトロ・ロッソに戻された。
マックス・フェルスタッペンのレッドブルでのデビュー戦は初勝利という目覚しい結果となったが、ダニール・クビアトは交代劇がなければ自分が同じことをしていたかもしれないと考える理由は十分だと語る。マックス・フェルスタッペンの優勝を見た感想について、ダニール・クビアトは「正直、どうでもいい。今は新しいマシンで自分自身の仕事をしているし。もちろん、自分にもそうできるポテンシャルはあったと考えてしまうけどね。僕にもできたことに疑いはない。僕たちにそうできるポテンシャルがあったとわかっている。それだけのことだ」とコメント述べた。ダニール・クビアトは、ダウンフォースレベルの低いSTR11で苦戦しつつも10位でフィニッシュ。1ポイントを持って帰るのが精一杯だったと認めるが、レース後半での改善には満足していると述べた。「ポジティブなところもたくさんあると思う。レースの後半はとてもコンペティティブだった。ポジティブな要素がたくさんある良いレースだった」とダニール・クビアトはコメント。「結果として僕たちのペースは強かったし、周回遅れにされなければもっとポイントを獲れたはずだ。レース前半は、ちょっと難しかったし、少しタイムを失ったけど、クリーンなところに出たらかなりコンペティティブになったのでとても満足している」「ブレーキに確信が持てなかった。新しいマシンでは常にかなり難しいんだ。ターン1でブレーキが早すぎて、当然オーバーテイクされた。そこからは他のマシンの間で身動きできず、1周目はとにかくついてなかった。セーフティカーの後は2つポジションを譲らざるを得なかったし、かなりタイムをロスした。そこが僕らたちレースを困難にしていたし、数ポイントを失った。それでもポジティブなレースだったよ」関連:F1スペインGP 結果:マックス・フェルスッタペンがF1史上最年少優勝!
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