コードマスターズは、PlayStation3版およびXbox 360向けF1公式ゲーム『F1 2012』の製品概要の一部を発表した。『F1 2012』は、2012 FIA F1世界選手権の公式データを基に再現された、世界最高峰のモータースポーツ、F1の魅力を手軽に疑似体験することのできる、唯一の公式F1ゲーム。
『F1 2012』は、技術面での進化はもちろん、前作以上にゲームを楽しめるよう、あらゆる面で改良を加えてられている。特に、対戦モードや協力プレイなどのマルチプレイヤーモードの強化により、さらに楽しく、仲間同士で競い合えるようになった。また、F1シリーズ初のチュートリアルモード、「Young Driver Test(ヤングドライバー・テスト)」モードの追加により、初めてF1ゲームをプレイするユーザーが、実際のF1の世界でも扱いの難しいF1マシンの操作を簡単に習得できるように改良されている。主な特長●チュートリアルモード、「ヤングドライバー・テスト」を収録『F1 2012』では、F1の世界への第一歩となる、ヤングドライバー・テストへの参加からゲームが始まる。F1シリーズ初のチュートリアルモードとなる同テストを、実際のドライバーと同様に体験することで、マシンの操作などを通じて、F1ドライバーとして必要な基礎知識やスキルを徐々に習得できる上、効果的なDRSやKERSの使い方など、マシンから最高のパフォーマンスを引き出す方法を学ぶことができる。ヤングドライバー・テストとはF1レギュラーシート獲得を目指す若手ドライバー向けに、正規ドライバーとして契約をする前に行われるF1合同テスト。過去のF1参戦経験が2戦以下のドライバーのみ参加可能で、年間のテスト走行距離が厳しく規制されている近年、若手ドライバーにとってF1を経験できる貴重な機会になっている。同テストでは、タイム以外のパフォーマンスも重視され、マシンに対する評価などのコメントの内容が、レギュラーシート獲得に繋がることも。例年、シーズン終盤にアブダビで行われていたが、今年から中盤のシルバーストンでも開催。チームはどちらのテストに参加するか、任意で選択できるようになった。●注目のアメリカ・グランプリの新サーキットも収録!2012年シーズンのF1カレンダーに復活したアメリカ・グランプリの開催地、サーキット・オブ・ジ・アメリカズも収録。『F1 2012』では、テキサス州オースティンに新設された同サーキットを、11月のアメリカ・グランプリの開催よりひと足先に体験できる。決勝には12万人のファンの来場が見込まれている同サーキットの華々しいF1デビューは、『F1 2012』においても高解像度で再現されている。サーキット・オブ・ジ・アメリカズの特徴2012年シーズンのアメリカ・グランプリが開催される、テキサス州オースティンに新設されたサーキット。全長は5.515kmで、最大40mの高低差があり、20カ所のコーナーが含まれている。中には、シルバーストンのベケッツやイスタンブールパークのターン8のような、世界的にも人気のある高速コーナーを彷彿とさせる箇所もあり、F1ファン注目のサーキットとなっている。●進化した天候システムで局地的な変化も再現!『F1 2011』で用いた天候システムの技術的な進化に加え、局地的な天候の変化をも描写する「アクティブ・トラック・テクノロジー」を採用することで、ダイナミックな天気の移り変わりをより緻密に再現。同一サーキット上でも、一部でウェット、一部でドライといった異なる路面のコンディションが生まれ、予測できないドラマチックな展開や戦略の変更を余儀なくされるといった状況でのレース展開を楽しめる。●ラップチュートリアル 『F1 2012』では、F1テストドライバーや『F1 2012』のテクニカル・コンサルタントを務めるアンソニー・デビッドソンによる、各サーキットの解説を収録。2012年のF1カレンダーに含まれる20カ所のサーキットを網羅し、ブレーキングポイントやギアを調整するポイントなど、技術的な観点からのコツをアドバイスしてもらうことができるため、さらに自己記録を更新する上で参考になる。■F1 2012 予約