フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、2021年F1オーストリアGPの予選で12番手で終えたが、Q2敗退はチームの“戦略の一種”だったと認めた。シャルル・ルクレールは、決勝を12番グリッドからスタートするが、タイヤを自由に選択できるようにするためにQ3に進出しないことはチームの意図だったと主張する。
「明日はタイヤを自由に選択したかったので、正直に言うと、Q3には進まない計画だった。でも、少しがっかりしている。明らかにミディアムでQ3に行くのが最善だった。それをウィリアムズがジョージとやり遂げたのははとても印象的だし、それが今日僕を少しがっかりさせている。ミディアムで彼らの後ろにいることは素晴らしいことではない」チームのプレスリリースでは改めて以下のように語った。「今日の予選を終えて複雑な気持ちだ。その一方で、Q2に進まないことのリスクは認識していたし、戦略に合わせてミディアムコンパウンドで最速Q2ラップを設定することを優先した。ラップ自体はかなり良かった。残念ながら、ライバルの何人かが同じコンパウンドで僕たちの前でフィニッシュした。そこが残念な点だ」「今週末のレースペースは安定しており、スタートタイヤを自由に選択できる。前にかなりのマシンがいることを考えれば、明日に向けてどの戦略がベストかを正確に分析する必要がある。これにより、アドバンテージはわずかに低下するので、状況は少し複雑になる。明日は全力を尽くて、それを最大限に生かしたい」