フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、シルバーストーンでの70周年記念GPで1ストップ戦略で4位入賞を果たせたことは“勝利のように感じている”と語る。今週末、気温が上昇するなかでピレリが1ステップ柔らかいタイヤを持ち込んでいることもあり、レース前には誰も1ストップ戦略を実行するドライバーはいないだろうと考えていた。
フェラーリのスポーツディレクターを務めるローラン・メキースは、いくつかの戦略リスクを取る可能性があると予告。シャルル・ルクレールは、14番グリッドから8位入賞を果たしたエステバン・オコン(ルノー)とともに1ストップ戦略を進めた。終了間際のラップでは、シャルル・ルクレールはニュータイヤを履いたルイス・ハミルトン(メルセデス)を一時的に抑えるこことさえできた。「今日はとても満足している」とシャルル・ルクレールは Sky F1 に語った。「僕にとっては勝利のように感じられる。もちろん、4位を勝利と呼ぶのは印象はよくないだろうけど、現時点ではそれが僕たちのいる位置だ」「昨年、僕の弱点はタイヤマネジメントだったと思っている。とても一生懸命に取り組んできたし、仕事をするたびに、まだコース上で結果を目にすることができるのは、それは大きな満足感だ」「今日は4位を獲得できたけど、今朝は最高のシナリオでも8位、もしくはさらに低い順位になると思っていた。だから、この4位にはかなり満足している」シャルル・ルクレールは、自分が達成できたペースについて謎に包まれたままだと認める。「とても満足しているけど、正直に言うと、なぜ僕があれほど速かったのかを理解するために分析する必要がある」とシャルル・ルクレールは語る。「正直、僕たちがこのパフォーマンスをどこで達成したのか本当にわからない。ハードでの走行の最後でさえ、とてもいい感じだった」「ある時点ではボッタスを攻撃することさえ考えた。今年はそんなことは起こり得ないと思っていた」「ハミルトンに抵抗することを試みたけど、そうすることを選択するのは正しかったと思う。最初は自分のレースをすることに忙しかったので、彼にスペースを与えていた」「最終的に僕は表彰台のポジションにいたし、最後までそれを信じたていた。表彰台を獲得出れば、予想外で例外的だっただろう。最終的に守ることはできなかったけどね」