フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのセバスチャン・ベッテルとはドライビングスタイルが異なると語る。今年ザウバーからフェラーリに移籍したシャルル・ルクレールは、開幕戦から速さを見せており、第2戦バーレーンGPではポールポジションを獲得。決勝ではエンジントラブルに見舞われたが、トップを独走するパフォーマンスを見せた。
だが、フェラーリは現時点でセバスチャン・ベッテルを優先しており、開幕戦オーストラリアGP、第3戦中国GPでペースの早いシャルル・ルクレールよりもベッテルを優先するチームオーダーを出したことで物議を醸している。すでにフェラーリの母国イタリアのメディアはセバスチャン・ベッテルではなくシャルル・ルクレールをナンバー1に据えるべきだとの世論が高まってる。シャルル・ルクレールは、自分とセバスチャン・ベッテルとではドライビングスタイルは異なると考えており、今後のレースでのフェラーリの方向性に少なからず影響が出てくることになりそうだ。「バルセロナテストでセブと僕は2つの非常に異なるドライビングスタイルであることがわかった。僕たちはクルマにいくつか変更が必要だったし、わずかに異なるバランスにしなければならなかった」とシャルル・ルクレールはコメント。「それについてあまり詳しく説明するつもりはないけど、まったく同じクルマを使用する必要はない」