ケータハムは、ヘレステスト初日になんとかCT05での初走行を完了。“ハードワークの賜物”だとチームスタッフを称賛した。ケータハムは、テスト開始前に新車CT05を発表する予定だったが、トラブルが発生したことで延期。必死に作業を続け、現地時間15時10分にマーカス・エリクソンがステアリングを握り、CT05でのインストレーションラップを完了。だが、エンジントラブルによりわずか1周でテスト初日を終了した。
ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは「わずか1周のインストレーションラップを走っただけになってしまったが、F1の新時代が幕を開けた今日、その初日のアクションに参加できたことを嬉しく思う」とコメント。「今日のラップはイギリスやここスペインの現地にいるチーム全員が全力を尽くして取り組んだ大量のハードワークの賜物だ。今日の最初のゴールを達成するために助力してくれた全ての人々に感謝したい」「終盤にかけてもう少しインストレーションラップを走りたかったが、エンジントラブルにより短縮を強いられた。これから夜の作業に励み、重要なマイレージをさらに伸ばすべく、明日に向けてプッシュしていくつもりだ」この日がケータハムのF1ドライバーとしてのデビューとなったマーカス・エリクソンは「今日はF1ドライバーとして初めてのラップを走り終えることができて本当に誇りに思っている」とコメント。「ヘレスでの初日に向けてマシンを準備するため必死に頑張ってくれたチーム全員に感謝したい」「コースオープン前にマシンの公開を予定していたけど、クルマの最終的なアッセンブリーにいくつか問題が見つかり、午後遅くまで延期した。ただ、クルマには多くの新しいテクノロジーが搭載されているので予想されていたことではある」ケータハム CT05のルックスについては賛否が分かれているが、マーカス・エリクソンは重要なのは速さだと主張する。「マシンのリアクションは凄いね。みんなが好きであろうと嫌いであると、僕にとって見た目はそれほど重要ではない。重要なのはどれだけ速いかだ」「マシンが速ければ醜くてもまったく気にはならない。美しいけど、遅ければ意味ないよね?」関連:2014年 F1ヘレステスト初日:フェラーリ F14 Tがトップタイム
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