カルロス・サインツJr.は、2026年F1シーズン開幕を前に、同郷のフェルナンド・アロンソとパドックで約20分間にわたる会話を交わしたことを明かした。両者ともに苦しい立場に置かれるなか、互いの現状について率直に語り合ったという。アストンマーティンはホンダとのワークス体制初年度を迎えたが、バルセロナでのプライベート・シェイクダウンをほぼ欠席。バーレーンでのテストでもAMR26は9日間で400周未満にとどまり、走行距離不足が懸念材料となっている。
一方のウィリアムズもバルセロナ遠征を見送り、FW48は開幕時点で重量超過の状態とされるなど、順風満帆とは言い難い状況だ。サインツはスペイン紙の取材に対し、アロンソとのやり取りについて次のように語った。「ある日パドックでフェルナンドに会って、20分くらい話をした。近況を少し共有したんだ」「彼も僕と似たような状況にいる。理想的とは言えないし、複雑な状況だ。でも、自分のチームが何を持ち込めるのか、そしてどう反応できるのかを見るのを楽しみにしている」サインツは、困難な状況において重要なのは“チームの反応力”だと強調する。「結局のところ、僕たちはそれぞれが置かれている複雑な状況に対して、チームがどれだけ反応できるかを見ることに尽きる。それ以上でもそれ以下でもない」「彼の幸運も祈っているし、アストンマーティンとホンダがバーレーンで見せた内容から改善してくれることを願っている」2026年の大幅レギュレーション変更のなかで、アストンマーティンとウィリアムズはいずれも厳しいスタートを強いられている。しかしサインツの言葉からは、結果以上に“立て直す力”を重視する姿勢がにじむ。シーズン序盤、両チームがどのような反応を示すのかが大きな焦点となりそうだ。