カルロス・サインツJr.は、自分がアウディF1の2026年のナンバー1ドライバーに選ばれたという主張を腹立たし気に否定した。この主張は、ベテランF1ジャーナリストのロジャー・ブノワが今週、スイスのBlickに寄稿したものである。「スペインから最初の真剣な噂が舞い込んできた」とブノワは語った。
「フェラーリドライバーのカルロス・サインツがザウバーCEOのアンドレアス・ザイドルのリストのトップにいると言われている」28歳のサインツの伝説的な世界ラリーチャンピオンの父カルロス・サインツ・シニアは、伝説的なダカールラリーでアウディのドライバーを務めている。しかし、彼の息子は、最新のF1のうわさを否定している。スポンサーであるEstrella Galiciaとのアポイントメントでサインツは「僕の意図はフェラーリに何年もとどまることだ」と語った。「2025年の契約がまだないのに、2026年に何が起こりうるかについて話しているのは理解できない」「このような裏付けのない噂が出るのは腹立たしい」カルロス・サインツは、今のところフェラーリに完全にコミットしているようだが、今シーズンはより競争力のあるマシンを期待していたことを認めている。「レッドブルの速さには驚かされたし、アストンマーティンのような他のチームの進歩にも驚いた」とサインツは語った。「レッドブルが今持っているアドバンテージを考えると、優勝争いに加わりたいのであれば、多くの改善が必要であることは事実だ」「現時点では、レッドブルとアストンマーティンにレースで何かが起こる必要がある。僕たちは自分たちの持っているものに集中するだけだ」今週、メルボルンでのフェルナンド・アロンソとの衝突でサインツをポイント圏外に落としたペナルティに対するフェラーリの訴えがFIAによって却下された。サインツはここまで2023年のランキング5位で、4位のルイス・ハミルトンの38ポイントに対し、20ポイントとなっている。「もしオーストラリアでのペナルティがなかったら、もう12ポイント獲得できたはずだ」「でも、それが現実だ」
全文を読む