フェラーリのカルロス・サインツは、F1ロシアGPの決勝でピットストップを早めた際に表彰台を獲得するチャンスを失ったと考えていたと語る。2番グリッドからスタートしたカルロス・サインツは、ターン1までのストレートで元チームメイトであるランド・ノリスのスリップストリームを使ってリードを奪った。
カルロス・サインツは、ハードタイヤに交換するためにピットストップを行った最初のドライバーのひとりであり、コースに合流するとトラフィックに遭遇してポジションを失った。この時点で、カルロス・サインツは無線でフェラーリから5位でフィニッシュすることになるだろうと伝えられていた。F1ロシアGPを振り返り、カルロス・サインツは「かなり嬉しい。主な理由は、レースのある時点では実際にうまくいかないと思っていたからね」とコメント。「ミディアムタイヤでかなりのグレイニングに苦しんだ。最初の7~8周はレースを快適にリードできていたけど、そこからデグラデーションが酷くなり、ランドにポジションを奪われた。僕は最初にピットインしたドライバーの一人だったし、バルテリの後ろで列に並び、すべてのトラフィックに苦しんでいた」「ある時点で表彰台は無理だと思っていたけど、最後から10周くらいでペレスの前で3番手にいることに気づき、自分自身に『今はこのポジションを維持する良い機会だ』と言い聞かせた」カルロス・サインツは、雨が降る前にもタイヤに苦労していたため、ソフトタイヤに交換するために2回目ピットストップを検討していたことを明らかにした。「ハードでペースは良かったし、フィーリングも良かったけど、雨が降ってきたのを見て、ターン5と7で雨が降り始めて、ハードでみんながクルマをキープするのにかなり苦労していた。コース上では、ミディアムの人たちはもう少しグリップを持っているように見えたし、彼らはより柔らかいタイヤでマシンをコース上に保つために管理していた。僕はどうにもならなそうだった」とカルロス・サインツは語る。「ある時点で、最後まで走り切るためソフトタイヤに交換するためにピットインすることを考えていた。でも、最終的には最後の4周でインターで行くことにして、それがうまくいった。僕たちは3位に順位を上げることができた。良い判断、良い管理あった。レースをリードした後に自分が予想したよりも少し多くの障害があった」
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