カルロス・サインツは、新型コロナウイルスの影響でマラネロに飛ぶことなくフェラーリF1との契約にサインしたと語った。フェラーリは5月14日(木)、2020年限りでチームを去るセバスチャン・ベッテルの後任としてカルロス・サインツと2021年から2年契約を結んだことを発表した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってカルロス・サインツは自宅で隔離生活を送っているおり、スペインで契約締結から発表までの流れに対応した。
「あまりお互いに顔を合わせることなく交渉していた。かなり変な感じだったね」とカルロス・サインツはテレビ番組Vamos Sobre Ruedaのインタビューで語った。「非常に特別な週だった。お互いに会わずに交渉するのは不思議な間隔だったけど、僕は父と家にいて、絶えずエージェントと連絡を取っていた。そして、最終的にそれは成功した」2020年のF1世界選手権はまだスタートとしていないが、カルロス・サインツは来シーズンから別のチームでドライブすることをすでに知っている。だが、カルロス・サインツは、フェラーリに焦点を合わせるのは2020年の最終戦が終わってからだと語る。「ここスペインで彼らがすでに2021年に僕がフェラーリのハンドルを握って、表彰台と勝利のために戦うことを考えていることは知っている。でも、今僕がやりたいのは、フェラーリのことは脇に置いて、マクラーレンに集中することでだ」とカルロス・サインツは語った。また、カルロス・サインツは、彼のアイドルであるフェルナンド・アロンソがF1復帰する可能性に期待している。アロンソは、ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍によってできた2021年のルノーF1の空席にリンクされている。「対戦相手に彼がいるのは素晴らしいことだ。F1は世界最高のドライバーのためのものであり、フェルナンドはその1人だといつも言っているしね」とカルロス・サインツは語った。
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