カルロス・サインツは、2021年からフェラーリF1に移籍することが決定。“フェラーリF1との将来にワクワクしている”と語った。セバスチャン・ベッテルのフェラーリのF1チームを射止めたのはカルロス・サインツとなった。フェラーリは5月13日(木)、ベッテルの後任としてサインツと2年契約を結んだことを正式発表した。
カルロス・サインツは、2021年からシャルル・ルクレールとしてフェラーリのF1ドライバーを務めることになる。「2021年にスクーデリア・フェラーリで走ることができることをとても嬉しく思う。このチームでの自分の将来にワクワクしている」とカルロス・サインツはコメント。「マクラーレン・レーシングで重要な1年が残っているし、今シーズンは彼らと一緒にレースをするのを本当に楽しみにしている」レッドブルのジュニアプログラム出身のカルロス・サインツは、2015年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてF1デビュー。しかし、レッドブルへの昇格が叶わないことに不満を持ち、2017年シーズン途中からルノーF1にローン移籍。2018年もルノーからF1に参戦したが、2019年にダニエル・リカルドの加入が決定したことでシートを喪失。レッドブルを離れてマクラーレンに移籍した。マクラーレンでパフォーマンスを開花させたカルロス・サインツは、F1ブラジルGPで3位に入ってF1初表彰台を獲得。最終的に“ベスト・オブ・ザ・レスト”となるドライバーズランキング6位をシーズンを終え、マクラーレンのコンストラクターズ選手権4位に貢献した。関連:フェラーリF1 「カルロス・サインツの加入で新たなサイクルに乗り出す」
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