カルロス・サインツのフェラーリF1移籍は秒読みだと考えられており、すでに契約についての詳細も漏れ伝わってきている。セバスチャン・ベッテルが2020年限りでフェラーリF1から離脱することを決定したことで、F1で最も切望されているシートの1つが空席となった。フェラーリは、シャルル・ルクレールをすでに“ナンバー1”に据えており、優良な“ナンバー2”ドライバーを求めている。
スペインの AS は、フェラーリF1はカルロス・サインツに2年契約を提示したと報道。また、Corriere della Sera は、年俸は1000万ユーロ(約11億5000万円)になると報道。これはフェラーリF1がセバスチャン・ベッテルに提示したオファーと一致する。カルロス・サインツの父親は、息子の将来についての憶測が“加速”していることを認める。「誰もだましてくはないので、あまり多くのことは話せない」とカルロス・サインツSnrは Movistar に語った。「だが、状況が加速している。シーズンが始まるかどうかさえわからないため、チームがシーズン開幕を待たないことは明らかだ」「彼が今いる場所に満足していることは事実であり、最近物事が大きく動いていることも事実だ。遅かれ早かれ解決策があると考えたい。このような噂をさらに2か月間残りおくことはできない」「だが、これらはデリケートな瞬間なので、私がこれ以上のことを話せないことを許してもらえると思う」「だが、人生は、停滞するか、一歩を踏み出すかのどちらかだ。そして、私が父親として目にしているのは、彼は向上し続け、前進するという野心を持っている。私にできることは彼を励ますことだけだ」元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンは、明確なナンバー1のシャルル・ルクレールのチームメイトはカルロス・サインツになると考える人たちに同意する。「サインツは急速に非常に競争力のあるドライバーへと成長しているし、彼はチームにとって管理しやすいだろう」とバーニー・エクレストンは Bild に語った。「彼がそこに行けば、彼はナンバー2になるだろう。そして、彼はフェラーリでナンバー2になることに問題はないだろう」