マクラーレンのカルロス・サインツは、F1オーストリアGPの決勝で6位入賞を果たした。13番グリッドからスタートしたカルロス・サインツだったが、ミディアムタイヤでの第1スティントを伸ばした1ストップ戦略とセーフティカー導入のタイミングがぴったりと合って6番手に浮上。その後、ひとつ順位を落とすが、接触したセバスチャン・ベッテルが後退したことで再び順位を上げ、“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる6位でレースを終えた。
「良い日曜日だった! 厳しい土曜日の後、着実なスタートを切って、タイヤを管理して、良い戦略を実行することで挽回する計画だった」とカルロス・サインツはコメント。「今回も僕たちはそれを完璧に実行した。スタートでアルファロメオの2台をオーバーテイクしてミディアムタイヤのミッドフィールドランナーのトップに立った。ペースは良かったし、セーフティカーのアドバンテージを生かして今日実行するつもりだった唯一のピットストップを完了させた」「ピットストップの後は重要なときに本当に良いペースを刻むことができたし、6位をかけたリカルドとのバトルは激しかったけど、楽しかった。良いレースだった。なんとか前に留まってチームのためにたくさんのポイントを獲得できた。これから週末全体を分析して、ドイツについて考えていくつもりだ。プッシュし続けていこう」