マクラーレンのカルロス・サインツは、ルノーの2019年型F1エンジンが“大きなステップ”を果たしていると語る。カルロス・サインツは、F1バルセロナテスト2日目にルノーのF1エンジンを搭載したMCL34でこの日最多タイとなる130周を走行。C4タイヤではあるが、トップタイムとなる1分17秒144をマーク。
カルロス・サインツのタイムは今年これまでのテスト最速タイムであるだけでなく、昨年セバスチャン・ベッテルがテストで記録したタイム(1分17秒182)も上回った。昨年はワークスチームでルノーのF1エンジンを走らせていたカルロス・サインツは、2019年型F1エンジンの進化を実感していると語る。「良いステップだと感じている。僕に言えるのはそれだけだ」とカルロス・サインツはコメント。「オーストラリアで全員がエンジンのパワーを上げてトップスピードを見てみるまで、どれくらい良いステップを果たしているか、もしくは他が僕たちと同じくらいのステップを果たしているかどうかを見極めるのはとても難しい」「僕の最初の感覚としては、エンジンは大きなステップを果たしているし、正しい方向に進んでいると思う」昨年、ホンダからルノーにF1エンジンを変更したマクラーレンは、高い期待を持ってシーズンに臨んだが、開幕戦オーストラリアGPでのフェルナンド・アロンソの5位がベストリザルトで、その後はグリッド後方に沈んでいった。しかし、カルロス・サインツは、2019年ここまでマクラーレンの開発は上昇傾向にあると語る。「マシンは進歩している。マシンバランスは良くなっているし、より多くを引き出せるようになっている。うまく機能しているということだ」とカルロス・サインツはコメント。「僕たちは根底にあった問題を理解しているし、少しずつそれを修正している。でも、まだ僕たちの望んでいるところまでは来ていないし、懸命に佐御油する必要がある」「バルセロナで1分17秒1は速いけど、フェラーリ、メルセデス、レッドブルははるかに速く走れるはずだし、今のところは慎重に考えている」
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