カルロス・サインツが、フェルナンド・アロンソのF1引退発表を受けて、素直な気持ちを語った。フェルナンド・アロンソは8月14日(火)、2019年のF1世界選手権には参戦しないことを発表。引退という言葉は使わなかったものの、今シーズン限りで17年間に及ぶF1キャリアに一旦ピリオドを打つことを明らかにした。
フェルナンド・アロンソはスペインでは英雄的存在であり、スペインでのF1人気に多大な貢献を果たした。フェルナンド・アロンソと同じスペイン出身のカルロス・サインツ(23歳)は、子供の頃にアロンソがルノーでダブルタイトルを獲得したのを見てF1ファンになったと語っている。フェルナンド・アロンソのF1引退発表はスペインとF1にとってどのような意味をもたらすかと質問されたカルロス・サインツは「彼の後を引き継ぐのはとても難しいだろう」と Auto Motor und Sport にコメント。「彼がF1でやってきた全てのことのおいて、彼はスペインにとってのパイオニアだった。できるだけ長くフェルナンドと一緒に走りたかった。全てのレースで彼から学び続けているからね」「僕たちが7位を争っているときでさえ、勝利を争っているように感じるんだ。僕は最高のドライバーと戦っているんだからね」「彼が離れた後、僕が後を引き継ぐ準備はできている。でも、僕は次のフェルナンド・アロンソになるためにここにいるわけではない。僕はカルロス・サインツになるためにここにいるし、自分のやり方で自分のために勝とうと頑張っている。他の誰かの後任になりたくはない」ダニエル・リカルドのルノー移籍によって、来季のルノーへの完全移籍の道が断たれたカルロス・サインツ。ダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングへの復帰が実現しなかった場合、フェルナンド・アロンソの後任としてマクラーレンへ加入すると噂されている。関連:フェルナンド・アロンソ、2018年限りでのF1引退を正式発表
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