カルロス・サインツは、自分のF1ルーキーシーズンにおいて、同じスペイン出身で2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが良いお手本になったと語る。昨年、カルロス・サインツは、7度のポイントフィニッシュを成し遂げてドライバーズ選手権を15位で終えたが、同時に7度のリタイアを経験している。
フェルナンド・アロンソはより厳しいシーズンを過ごした。新生マクラーレン・ホンダにはトラブルが多発し、2回しかポイントフィニッシュを達成できなかった。カルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソのシーズンへの対処方法を見ることが、有益な学習経験になったと述べた。「彼はとても良いお手本だ」とカルロス・サインツはコメント。「彼は今、キャリアでタフな時期を過ごしている。彼がどのように反応し、それでもどのようにスイッチを入れて、あらゆる状況に対処していくかを見るのは興味深かった」「それを見て、観察し、学ぶのは興味深いことだった。昨年は学ぶことが重要だった」「僕は常にフェルナンドを見て、観察しているので、彼は僕にアドバイスする必要がない」「彼が僕のところには来て『これを試してみな、あれを考えてみな』と言うことがない。ドライバーズパレードで彼と話すくらいだ。僕は彼から学ぶことができる」「ちょっと自分自身を見る鏡のようだった」カルロス・サインツは、信頼性不足によって獲得できるはずのポイントを獲れなかったのは期待はずれだったが、ボスは自分のポテンシャルをわかってくれていると述べた。「テーブルで獲得するに値するポイントを得られなかったのを見るのは嬉しいことではない」「でも、最終的に僕が気にしているのはレッドブルとトロ・ロッソの人々のレビューだ。彼らは僕が獲得できたポイントをわかっているし、計算している」「信頼性問題がなければ、僕が獲得できたはずのポイント量をみれば、多くの人が驚くと思う」「僕が見た計算によると、もっと高い順位だったはずだ。でも、決してわからないことだ」「最終的にはそれをしなければならない。これはスポーツだし、自分ではどうにもならないこともある」「2016年はそのすべてが解決されて、きちんとやれることを願っている」