ジェンソン・バトンは、シンガポールで『ポケモンGO』に熱中する集団に“恐ろしさ”を感じたと語り、F1を買収する新オーナーのリバティメディアにF1をポケモンGOよりも面白い若者を引き付けられるものにして欲しいと述べた。ジェンソン・バトンは、自身のInstagramにショッピングモールで多くの人々が長い行列を作ってポケモンGOをやりながら同じ方向にを歩いて行く動画を投稿。
「ポケモンが世界を侵略する時。すごく奇妙。僕には無理」とコメントをつけた。ジェンソン・バトンは、F1を正しく若い人たちに伝えることができれば、彼らはF1よりポケモンGOを選ぶはずがないと確信している。「F1はとても技術の進化したスポーツだ。だから、若い人たちほど大きな関心を持つはずだけど、そうではない。若者たちが少しでもF1に触れれば、絶対に大好きになると思う。動画は昨夜ショッピングモールにいたときに撮影したものだ。今まで見た中で一番ゾッとする光景だったよ!」「未来の人々の様子を映した映画を見たことがある? それと同じような光景が昨夜のショッピングモールで繰り広げられていた。この人たちはみんな一斉に同じ方向に歩いている。どうしてだと思う? ポケモンのためだ。2000人くらいいたと思うけど、全員が1つの地点に向かっていた。ショッピングモールを通って、道路を渡っていた。捕まえたいポケモンがいるからだそうだ・・・」「僕にはちょっとどうしたらいいのかわからない。お金でももらえるの? あるいはプレゼント? チョコレート? チョコレートのためだとしても・・・」「F1がそれよりも面白かったらどうだろう? そうあるべきだよね。僕はそうだと思っている! あれだけの人が現実には存在しない、本当には触れることのできない黄色のドットに興味を持つんだから、F1を今以上に良いものにすることは可能だと思うんだ」ジェンソン・バトンは、F1の新オーナーとなるリバティメディアに世代のシフトに力を入れてほしいと述べた。「僕が見た限りでは、彼らは今よりかなり若い世代をスポーツに引きつけたいと考えているようだ。それは僕たちに必要なことだ」とジェンソン・バトンはコメント。「18歳のドライバーがグリッドにいることを考えると、今の平均はあまりにも高過ぎる。平均年齢は30代後半から40代前半くらいだろ思う。それは変えなければならない。若者たち、若い世代をターゲットにしなければならない」