ジェンソン・バトンが、F1プレシーズンテスト初日で走らせたマクラーレン・ホンダ MP4-31について語った。昨年はシーズンを通してホンダのデプロイメントに悩まされたジェンソン・バトン。しかし、テスト初日に新車MP4-31で84周を走行したジェンソン・バトンは、ホンダのパワーユニット、特にデプロイメントの改善に手応えをみせた。
ジェンソン・バトンは「シーズンオフの数カ月、F1マシンに乗るのを待ちこがれていた。今までで一番長いと感じたオフ期間かもしれない。新型マシンでの走行は素晴らしく、存分に走ることができた」とコメント。「今日はシステムチェックと、多くの改善が施されたマシンおよびエンジンでさまざまなテストを行った。特にいい手ごたえを得られたのは、パワーユニットのデプロイメントについてだ。ずっと安定して動作しており、問題は全くなかったので、ロングランにおいて昨年よりもよくなっていると思う。これによって他に改善すべき個所を見つけられるようになるのでよかった」「全体的にいい一日でしたし、内容には満足している。いろいろと新しい取り組みをしているので、まだラップタイムを出すセッティングではなく、チェックに重点を置いてエンジニアと話しながら調整している段階だ」「今日一日で、昨年の初回テスト4日間での走行(79周)より、5周多く走行することができた。これは大きな進歩だ。マシンのフィーリングはよく、まだ改善できる点もあるので、これからさらに進歩できると思う」関連:・2016年 F1バルセロナテスト初日:フェラーリがトップタイム・ホンダの弱点、デブロイメントとは?
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