ジェンソン・バトンは、ホンダが2016年にマクラーレンを競争的するために必要なステップを果たせると確信している。F1日本GP後にマクラーレンとの契約を更新したジェンソン・バトンだが、最近のレースでもパフォーマンスと信頼性不足に苦しめられている。だが、ジェンソン・バトンは、たとえシーズンが望んでいた方向で終わらないとしても、冬の間にホンダが大きな進歩を果たしてくれるという信頼に揺るぎはないと述べた。
「僕たちにとっては何も変わっていない」とジェンソン・バトンは述べた。「僕たちは難しいシーズンになるとわかっていたし、過去数レースも難しかった。でも、僕の来年に対する見解に関しては何も変わっていない」「このチームの全員が、より多くの信頼性を望んでいるけど、僕たちは一年を通してプッシュしているし、十分なゲインを作ろうとしている。来年は僕たちにとってよりエキサイティングな一年になるだろう」「今年は僕たちにとってテストの一年だった。例外的な状況でのいくつかレースではOKだったけど、大部分がテストだったし、パワーユニットとクルマ自体、そして、空力などを試運転させていた」「新しいパーツを持ち込み、ラップタイム的にどうかを確認するレースの全てが、来年のための学習だ」ジェンソン・バトンは、今シーズン末に引退するという決断をしなかったことは確かな根拠があると語る。「来年が良い一年になるという見通しがあるので残留したかった」とジェンソン・バトンはコメント。「チーム内の情熱、さくらとワーキングの全員がいかに一体となって作業しているかを感じている」「長い冬になるだろうけど、僕たち全員が楽しみにしている冬だ。必要なタイムを見つけるために簡単な時間にはならないだろう。上位で戦いたければ、2.5秒を見つけ出さなければならないからね。それは大きなギャップだ」「僕たちにそれができるかどうかはわからないけど、僕たちはこの冬に大きなのびしろがあることはわかっているし、僕の見解は変わらない」