ジェンソン・バトンは、マクラーレンのシーズンスタートの悪い状況に関わらず、まだ今季のタイトル争いから脱落してはないと主張した。今年マシンコンセプトを一新したマクラーレンは、開幕戦オーストラリアGPでライバルから1.5秒遅れという状態で9位フィニッシュ。次戦マレーシアGPでは、パフォーマンスに向上が見られたが、ピットストップでの問題により、ノーポイントに終わった。
結果として開幕2戦でわずか2ポイントか獲得していないジェンソン・バトンは、ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)と38ポイント差をつけらている。だが、ジェンソン・バトンはマクラーレンが事態を好転させられると確信している。「僕のチャンピオンシップは終わってはいない。もちろんタイトル獲得を目指している」とジェソン・バトンは Mirror にコメント。「僕たちの状況は大きく好転した。セパンの決勝ではずっとロータスより僕たちの方が速かった。フェラーリよりも速かった。5日前には考えられなかったことだ」「僕たちはまだ期待している位置にはいない。サーキットがスムースだったのはちょっとラッキーだったし、ちょっと役に立ったと思う。でも、ダウンフォースがどこにあるかを理解しつつあるのが一番大きい」「マシンはまだ完成されていない。セパンに向けて急ごしらえだった。競争力のあるクルマがたくさんいて、お互いにポイントを奪い合っているのはいいことだ。それこそ僕たちに必要なことだ」 「ピットストップで駄目になってしまうまではとてもポジティブな週末だった。次の日に起きて、最悪でも5位でポイントを獲れたはずだと思い出したときは辛かった。それが現実だけどね」 ジェンソン・バトンは、マレーシアGPから次戦中国GPまでの3週間でマクラーレンが大きくパフォーマンスを向上させることを期待している。 「僕たちは前に進まなければならないし、中国に目を向けている。3週間もなければよかったんだけどね」「でも、マシンに取り組む時間が長くなるので、ある意味ではいいことだ。僕たちにとっては、他のチームよりもこの期間に大きな意味がある。マシンを完成させるための猶予をもたらしてくれるからね」「僕たちが大きく改善を果たしたことはわかっているし、今の僕はすごくハッピーだ。僕たちは今後数週間で強いマシンを中国に持ち込むことを目指しているし、チームに何ができるかはわかっている」 「メルボルンではかなり落ち込んだけど、次のレースまでの5日間でかなりポジティブになれた。状況はまだ整ってはいない。僕たちには今も問題があり、マシンの乗り心地をまとまなければならない」「でも、開発という点ではクルマはずっと良くなっている。僕たちは大きく改善した。まだレッドブルのペースからは遅れているけど、5日間でどれだけ前に進めたかは信じられないくらいだし、5番手を走ってトップが見えたのはとても驚きだった」
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