2026年F1イギリスGP スプリントのハイライト動画。17周で争われたスプリントは、キミ・アントネッリ(メルセデス)が8周目にルイス・ハミルトン(フェラーリ)を逆転し、今季初のスプリント優勝を飾った。ハミルトンが2位、ランド・ノリス(マクラーレン)が3位に入り、ジョージ・ラッセル、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペン、オスカー・ピアストリ、リアム・ローソンまでがポイントを獲得した。
ポールポジションからスタートしたハミルトンは好スタートを決め、1コーナーでアントネッリを抑えて首位をキープ。後方ではノリスが抜群の蹴り出しで一時2番手まで浮上する一方、3番手スタートのフェルスタッペンは順位を落とし、オープニングラップから激しいポジション争いが繰り広げられた。さらに1周目にはセルジオ・ペレスとフェルナンド・アロンソが接触し、アロンソがスピン。ペレスには後に接触の責任で10秒タイムペナルティが科された。レース序盤はハミルトンがクリーンエアを生かしてリードを築いたが、アントネッリは1秒前後の差を保ちながら追走。その後方ではノリス、ラッセル、ルクレール、フェルスタッペンが激しい3位争いを繰り広げたため、先頭の2台は後続を大きく引き離し、優勝争いは実質的にハミルトンとアントネッリの一騎打ちとなった。勝負が決したのは8周目だった。ハミルトンは防御のためにバッテリーを使い続けていたのに対し、アントネッリはエネルギーを温存。ウェリントン・ストレートでプレッシャーをかけると、ハンガー・ストレートでオーバーテイクモードを使用してハミルトンを豪快にパスしトップへ浮上した。2026年マシンで重要性を増したエネルギーマネジメントの差が、勝敗を分ける決定的なシーンとなった。トップに立ったアントネッリは、その後は安定したペースでレースをコントロール。ハミルトンは懸命に食らいついたものの差を縮めることはできず、アントネッリが2.745秒差をつけてチェッカーを受けた。ノリスはラッセルの追撃を振り切って3位表彰台を獲得し、ラッセルが4位、ルクレールが5位、フェルスタッペンが6位でフィニッシュ。終盤にはローソンがアイザック・ハジャーとの激しい攻防を制して8位を守り切り、最後のポイントを獲得した。今季初めて22台全車が完走したスプリントとなった。【関連】・F1イギリスGP スプリント 結果・タイムシート