ブリヂストンは、第8戦F1ドイツGPから第15戦F1シンガポールGPまでのタイヤ仕様を発表した。特徴的なのはドイツGP。ホッケンハイムでは、スーパーソフトとハードという両極端なタイヤが持ち込まれる。カナダGPではタイヤのグレイニングがレースのスパイスになったとの評価もあり、ブリヂストンは、スーパーソフトを積極的な導入を検討していた。
浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)「今回のアロケーション発表で一番興味深いことは、ドイツにハードとスーパーソフトを持ち込むことです。ホッケンハイムサーキットの特性は、両極端の軟らかさのコンパウンドを持ち込むことができます。我々は評価のために非常に良いデータを得られるでしょうし、タイヤ配分により大きな違いを求めていた人たちにとっても興味深くなるでしょう。ハンガロリンクでは、常にグリップの確保が目標になるので、より軟らかい組み合わせが求められます。スパとモンツァはクルマとタイヤにとって高速での試練になるので、耐熱面でより硬い組み合わせが必要になります。シンガポールは高速の市街地コースなので、より軟らかい組み合わせが適しています」2010年 F1 タイヤコンパウンド第1戦 バーレーンGP スーパーソフト&ミディアム第2戦 オーストラリアGP ソフト&ハード第3戦 マレーシアGP ソフト&ハード第4戦 中国GP ソフト&ハード第5戦 スペインGP ソフト&ハード第6戦 モナコGP スーパーソフト&ミディアム第7戦 トルコGP ソフト&ハード第8戦 カナダGP スーパーソフト&ミディアム第9戦 ヨーロッパGP スパーソフト&ミディアム第10戦 イギリスGP ソフト&ハード第11戦 ドイツGP スーパーソフト&ハード第12戦 ハンガリーGP スーパーソフト&ミディアム第13戦 ベルギーGP ソフト&ハード第14戦 イタリアGP ソフト&ハード第15戦 シンガポールGP スーパソフト&ミディアム
全文を読む