元トロロッソ・ホンダのF1ドライバーであるブレンドン・ハートレーが、2019年にフェラーリF1チームのシミュレータードライバーに就任した。2度のWECチャンピオンであるブレンドン・ハートレーは、2017年の最終4戦、そして、2018年シーズンを通してスクーデリア・トロ・ロッソのF1レースドライバーを務めた。
しかし、トロロッソ・ホンダは、2019年のF1ドライバーとして、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することを決定。ブレンドン・ハートレーには最終戦F1アブダビGP後に解雇が伝えられた。ブレンドン・ハートレーは、ポルシェのファクトリードライバープログラムのメンバーであることが発表されているが、今後、フェラーリF1チームのシミュレータードライバーも兼任することになった。ブレンドン・ハートレーは、メルセデスの育成プログラム出身の元F1ドライバーであるパスカル・ウェーレイン、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのアントニオ・フォコ、そして、WECのフェラーリのファクトリーチームであるAFコルセのドライバーであるダビデ・リゴンとともにシミュレーターチームを結成する。「我々のチームは、レースカーとトラックに強い理解力があり、先天的な感覚を持った4人の疑いなく才能のあるドライバーを起用する」とフェラーリF1チームのチームプリンシパルを務めるマッティア・ビノットはコメント。「それらはまさに今日のF1における重要なエキプメントのひとつであるシミュレーターでドライブするというスキルフルな役割に必要な資質だ」