レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ブラジルGPのスプリント予選で最後尾グリッドから5位まで挽回したルイス・ハミルトンの直線スピードは“想像を絶する”パフォーマンスだったと表現した。金曜日の予選でトップタイムをマークしていたルイス・ハミルトンだが、FIA(国際自動車連盟)がメルセデスW12のDRSに問題を発見したことで失格となり、最後尾スタートを余儀なくされた。
だが、ルイス・ハミルトンは、24周のスプリントで見事なパフォーマンスを見せ、15台を抜き去って5位でフィニッシュした。ルイス・ハミルトンは、決勝でエンジン交換による5グリッド降格が適用され、10番グリッドからスタートすることになるが、クリスチャン・ホーナーは、ハミルトンがレースでの優勝の真剣な候補だと考えている。「今日のルイスのペースで見てみればいい。彼は明日のレースに勝つことができるだろう」とクリスチャン・ホーナーはは語った。「あのようなペースの彼から守るのは非常に難しいだろう。我々は頭を下げて、できる限りベストな仕事をしなければならない。そこからだ」「我々がコントロールできるのは自分たちの行動だけだ。我々は勝利を目指しているし、フロントローにいる。今日、重要な2ポイントを手に入れた」クリスチャン・ホーナーは、金曜日の予選セッションでマックス・フェルスタッペンに対して0.4秒のアドバンテージを持っていたルイス・ハミルトンが、いとも簡単にフィールドを通り抜けたことに驚かなかったことを認めた。「正直、昨日見ていたので、あまり驚きではなかった。ルイスの直線速度は想像を絶する」とクリスチャン・ホーナーは語った。「我々に関してはスタートで失ったと思う。彼らはソフトタイヤでギャンブルをした。我々ミディアムでスタートし、フェルスタッペンとのギアシンクに少し問題があった」「それでもフロントーであり、2ポイントを獲得した。我々はそれを受け止めている。明日は異なるレースであり、はるかに暑くなるだろう」