F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、ブラウンGPがホンダF1時代の商業収入2,000万ポンド(約29億5,625万円)を受け獲ることはできないことを認めた。ホンダは、2008年に9位になり2,000万ポンドの賞金が与えられることになっていた。しかし、昨年12月にホンダはF1から撤退。コンコルド協定では、F1から撤退したチームが稼いだ賞金は、残留するチームで分配すると規定している。
当初、他のF1チームは新チームを支援するために賞金をブラウンに与えることに同意していた。しかし、FOTAで商業部門を担当するルノーのフラビオ・ブリアトーレは最近、ブラウンの“突然”の成功を受けてこれに反対。ブラウンGPがホンダ時代の賞金を受けらないようにFOTAで提案をするつもりだとしていた。バーニー・エクレストンは、ホンダF1時代のため賞金が「ブラウンGPには支払われないだろう」とし、実際に全く支払われないかもしれないことを認めた。賞金を誰に与えるかについては、「我々がキープしておくよ」と語っている。また、バーニー・エクレストンは、ブラウンの成功にもかかわらず、チームは以前の名称を継続した方がよかったと語る。「ブラウンという名称には反対したんだ。良い名前ではないし、一般大衆にとって何の意味もない。ブラウンよりもホンダの方がマシだ」
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