ブラウンGPは、F1マレーシアGPで、ジェンソン・バトンが2戦連続のポール・トゥ・ウィン、ルーベンス・バリチェロが5位入賞を果たした。スタートで順位を落としたバトンだったが、1回目のピットストップで首位を取り戻したあとは、不安定な天候にも堅実な走りをみせ、自身初となる2戦連続で表彰台のトップに立った。ルーベンス・バリチェロも5位入賞。レースは予定周回数の75%に満たなかったためポイントは半分だったが、ブラウンGPはコンストラクターズランキングで断トツの首位に立っている。
ジェンソン・バトン (1位)「なんてクレイジーなレースだ!本当にエキサイティングだったし、今日トップに立てたことを嬉しく思う。ベストなスタートではなかったし、僕の方のグリッドのグリップ不足には驚いたよ。ターン1で深く入ってしまって、オーバーステアで5位に落ちてしまった。でも、その周の最後にアロンソを追い抜くことができたし、最初のピットストップではヤルノとロズベルグをオーバーテイクすることができた。マシンには満足していたし、僕たちのペースは良かったけど、天候がレースをかなりオープンにした。タイヤ選択は難しかったけど、適切なときに正しい判断をすることができた。特に雨が激しく降り始めたときにはね。今日僕を表彰台にあげてくれたエンジニアのアンドリュー・ショブリンとチームのみんなの戦略とピットでの仕事にはとても感謝している。先週、おとぎ話のようなシーズンスタートだといったけど、それをここでも続けられたことを誇りに思っている」ルーベンス・バリチェロ (5位)「今日は素晴らしいレースだったし、レースの第1スティントでのドライでのパフォーマンスは本当に満足のいくものだった。良いスタートを切って、フロントランナーに追いついて、ポイントを獲れると感じていた。残念ながら、一旦状況が悪化しはじめたとき、ピットストップにあまりに多くの時間をかえてしまい、数ポジションを無駄にしてしまった。でも、重要なのはマシンが素晴らしく、異なるタイプのサーキットでも競争力があることを証明したことだ。ジェンソンと素晴らしいシーズンスタートを維持したチームにおめでとうを言いたし、上海で挑戦し続けることを楽しみにしているよ」関連・2009年 F1 ポイントランキング・F1マレーシアGP 決勝:雨で終了、優勝はジェンソン・バトン・F1 マレーシアGP:レースは雨で一時赤旗中断