インディ500の予選での大クラッシュで負傷していたセバスチャン・ブルデーにレース復帰の許可が下りた。セバスチャン・ブルデーは、インディ500予選1日目の3周目にターン2でコントロールを乱してバリアに高速でクラッシュ。骨盤や腰の右側など複数箇所を骨折していた。
しかし、予想よりも順調に回復をみせたセバスチャン・ブルデーは、先月、ミッドオハイオでデイル・コイン・レーシングのマシンをテストしていた。「準備ができていなければ、ここでクルマに戻ることはない。今のところはただのテストだけどね。どんな感じかを確認する、評価の一日のようなものだ」とセバスチャン・ブルデーはテスト後にコメント。「この後、クルマがオーバル仕様に変更になることはわかっている。医師は15日にクルマに戻っていいと言っていたし、2週間は大きな違いではないと言っていたよ」「今日、どうして僕がインディにいたのか不思議に思った人もいるかもしれない・・・僕は医師の最後の診察を終えたんだ。聞いてくれる? 何も問題ないって。さぁ、レースをしよう!」セバスチャン・ブルデーは、残りのシーズンでオーバルでのレースへの参戦は否定しているが、9月3日のワトキンス・グレンで復帰する可能性が噂されている。