セバスチャン・ブルデーが、インディ500のクラッシュで負傷して以来、10週間ぶりにインディカーを走らせた。セバスチャン・ブルデーは、インディ500予選1日目の3周目にターン2でコントロールを乱してバリアに高速でクラッシュ。骨盤や腰の右側など複数箇所を骨折していた。
31日(月)、セバスチャン・ブルデーは、ミッドオハイトで医学評価のためにインディカーでの走行し、日曜日のレース距離に近い80周を走破。テストの途中ではコースオフしフロントウィングを損傷させたが、事故による身体への影響は感じなかったと述べた。「クルマに戻れてとにかく本当に嬉しいし、何も変わっていないように感じた」とセバスチャン・ブルデーはコメント。「2ヵ月半経っていたし、クルマに戻って以前と変わらないように走れたは良い気分だ。とてもポジティブだった」テストでは、シートベルトによる締め付けや加速Gが負傷した箇所にどのような影響があるかが確認されたが、セバスチャン・ブルデーは、怪我の後にリハビリを続けている下半身よりも、頸部の筋肉が懸念だったようだ。「まだ挑戦できていないことのひとつは首の部分だ。ウェイトリフトはやってきたけど、クルマに乗っていないとき首は難しい。もし明日もドライブするなら大丈夫だと思う。でも、初日は首にショックが来るものだ」デール・コインは、セバスチャン・ブルデーを最終戦のソノマでレース復帰させると見られている。