BMWザウバーは、F1イタリアGP決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが7位、ロバート・クビサはリタイアだった。ロバート・クビサは13番手、ニック・ハイドフェルドは15番手からのスタート。序盤は優れたパフォーマンスをみせ順位をあげたBMW勢。序盤にフロントウイングを破損したロバート・クビサは、ポイント圏内でレースを続けるが、フロントウイングが安全上危険と判断され、最近では稀であるオレンジフラッグが提示され、交換を余儀なくされる。
ニック・ハイドフェルドは、燃料戦略がうまくはまり、7位で完走。ロバート・クビサは、最終的にオイル漏れが原因でリタイアとなった。ニック・ハイドフェルド (7位)「僕たちにとっては素晴らしいレースだったし、かなり満足しているよ。7位は素晴らしく聞こえないかもしれないけど、15グリッドからの7位は実際今日できる最高の結果だった。スタート自体はまったく良くなかったし、ほぼポジションを失った。でも、1コーナーで1台のマシンを外側からなんとかオーバーテイクして、ヤルノ・トゥルーリをオーバーテイクするためにシケインの内側に入った。3周目にはジャンカルロ・フィジケラをオーバーテイクしたけど、彼のクルマにはKERSがあったので、不可能だと思っていた。そのあとセバスチャン・ベッテルの後ろなったときに、僕は燃料をセーブしはじめた。ピットストップのあと、彼は僕の後ろにいた。最終ラップでルイス・ハミルトンがクラッシュする前は8位にいて、さらにもう1ポイント得ることができた」ロバート・クビサ (リタイア)「スタートはとても良かったし、最初のブレーキングポイントの前はかなり良いポジションにいた。僕はマークウセバーの左側にいた。彼はまったく僕を見ていなかったと思う。僕がブレーキをしているときに、マークは僕を芝生に押し出した。なんとかトラックに戻ることができたけど、僕たちは1コーナーで接触した。ロッジアで彼は外側にいて、わずかに僕の前にいた。僕たちが最初のエイペックスに入って行ったとき、残念ながら再び彼を避けることはできなかった。フロントウイングにダメージを負ったけど、それがマークとの争いで負ったのか、縁石にヒットしたのかはわからない。でも、フロントウイングに問題を抱えていても続けることはできたし、セバスチャン・ベッテルをオーバーテイクすることができた。安全上の理由で、数周後にウイングを変更しなければならなかった。最終的にはオイル漏れでリタイアせざるを得なかった」F1イタリアGP結果:F1イタリアGP:バリチェロが今季2勝目、ブラウンGPが1-2!