BMWザウバーは、F1ベルギーGP予選で、ニック・ハイドフェルドが3番手、ロバート・クビサは5番手だった。今シーズンは苦戦を強いられてきたBMWザウバーは、これまで多くのアップデートをマシンに施してきた。それが功を奏したのか、ここベルギーでは金曜日から良いパフォーマンスを発揮している。今シーズン限りでF1から撤退することを発表したBMW。残りのシーズンで好結果を残すことが、チーム存続のためには重要になる。
ニック・ハイドフェルド (3番手)「今日の結果は僕たちのチームにとって間違いなく非常に重要だ。BMWがF1から撤退することを発表したあと、僕たちはヒンウィルのチームの将来を確保するために働いている。誰もこの困難な時期に諦めていないし、今日の予選結果は、その報酬だ。僕たちはプラクティスでいくつかの変更をするという宿題を行ったし、マシンのバランスにはかなり満足している。2009年マシンが今年初めてここでミディアムダウンフォースで走ったという事実が、前回のレースから非常に異なるグリッドになった理由かもしれない。Q2で僕はまずトラフィックに捕まってしまい、そのあと2回目の走行ではあまり良くないタイヤを装着したけど、Q3では速いだろうとわかっていた。例え3番手で、燃料とダウンフォースレベルを考慮にいれなかったとしても、明日ウェットレースかは気にしていないよ」ロバート・クビサ (5番手)「昨日でさえ、僕たちはかなり競争力があったので、良いフィーリングがあった。今朝のプラクティスセッションの前にエンジンを変更したとき、すぐにストレートでスピードが失われはじめた。残念なことに予選前にその問題を解決することができんなかった。今シーズンで初めて非常に競争力があるクルマだったので、ちょっと不運だね。明日までにはこの問題を解決できると期待している。集団は接近しているので、明日はタフなレースになると思う」関連:F1ベルギーGP 予選:フィジケラがポールポジション!
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