マリオ・タイセンは、BMWが今シーズン限りでF1撤退した後も、現在のBMWザウバーF1チームに在籍する可能性があることを認めている。BMWのモータースポーツディレクターを務めるマリオ・タイセンは、数十年にわたってBMWに貢献してきたが、現在はペーター・ザウバーとBMWザウバーF1チームの救済に取り組んでいる。自身の将来について尋ねられてタイセンは「今後についてはオープンだが、今はそのことは考えていない」と述べている。
「最優先は、チームの将来を救うことだ。私がどうなるかはシーズン終了後に考えるつもりだ」ペーラー・ザウバーが買収する話は最近破談となったが、マリオ・タイセンは、今後も可能性があることを示唆している。BMWザウバーAGは先週、FIAに2010年F1世界選手権参戦のエントリーを正式に提出した。「エンジン供給に関する契約は締結していなが、すでにエンジン供給メーカーたちとは話をしており、解決策が見つかるだろう」「興味を持っている団体はいくつかあり、彼らの提案を評価している」