ルーベンス・バリチェロは、2013年でケータハムでF1復帰するとの噂を否定した。F1でのシートを失い、インディカーに戦いの場を移したルーベンス・バルチェロは、ここ2戦でF1パドックに久々に姿をみせていた。インテルラゴスで広まったケータハム加入の噂について質問されたルーベンス・バリチェロは「単なる噂だよ」とコメント。
「良くあることさ。F1では、彼らは常に存在しない情報を探している。僕は冷静だし、僕の将来は神のものぞ知る。(2013年には)なにかしら競争力のあるクルマをドライブしたいと願っているのは確かだけど、まだ言うには早すぎる」 この噂は、ケータハムのピットでルーベンス・バリチェロが目撃されたことで加速した。 「ただヘイキ・コバライネンを訪ねただけさ」とルーベンス・バリチェロは Totalrace に述べた。ケータハムは、10億円ともされるコンコルド協定による分配金を失う危機に直面していたおり、ギド・ヴァン・デル・ガルデのようなペイドライバーとヘキ・コバライネンを交代することを検討していたとされるが、ギリギリでコンストラクターズ選手権10位を獲得したことで、ヘイキ・コバライネの残留の可能性は高くなったとみられている。ヘイキ・コバライネンは、ブラジルGP後に「将来については、まだなにが起こるかわからない。確かなものなど何もない。僕たちに何をできるかはこれからだけど、いい状況には見えない」と MTV3 に述べた。ケータハムは、2013年のドライバーにシャルル・ピックを起用することを発表している。関連:ケータハム、シャルル・ピックとの複数年契約を発表