ルーベンス・バリチェロは、噂されているキミ・ライコネンよりも、自分の方がウィリアムズのためにいい仕事ができると主張している。先月、キミ・ライコネンはウィリアムズのファクトリーを訪問しており、来年ルーベンス・バリチェロに代わってウィリアムズのシートに座るとの推測が広まっている。
しかし、ルーベンス・バリチェロは、仮にキミ・ライコネンが2012年にウィリアムズのシートに座ったとしても、自分よりいい仕事はできないだろうと述べた。「キミを含め、他の誰であっても僕以上のものを提供できるドライバーはいないと思うね」とルーベンス・バリチェロはコメント。「彼らはすでに僕に何が提供できるかをわかってくれている」ルーベンス・バリチェロは、若手ドライバーはミスが多いので、資金を求めて経験の少ないペイドライバーを起用することは不経済だと警告した。「若いドライバーの方がお金を持っているかもしれないけど、彼らは1周目にトラブルを起こして、クラッシュでそのお金の全てが飛んでいく。僕たちは競争力のあるマシンを走らせることができていないけど、ウィリアムズが僕にまだどれくらいの熱意があるかをわかているはずだ」「彼らは僕がチームにどれくらいのものを注ぎ込み、来年どれくらい走りたがっているかわかっているはずだ。どこかの時点で彼らが発表することを待つ必要があるけど、近いうちであることを期待しているよ」またルーベンス・バリチェロは、シートを維持するために要求されるのであれば、スポンサーを探す考えがあることを認めた。「チームがそれが必要条件だと言うのであれば、それに取り組むだろう」「でも、チームからそのような要求があったとは思っていない」ルーベンス・バリチェロは、他チームでのチャンスを伺っていることを認めており、候補のひとつとしては、ロバート・クビサが復帰できない場合のロータス・ルノーGPだとみられている。だが、ルーベンス・バリチェロは、あくまで競争力のあるチームで走るつもりであり、いかなる犠牲を払ってでもF1に残りたいと考えているわけではないと強調した。「いくつか他のチームと話をしているのは確かだ」「僕は速いマシンを運転したいし、来年それが可能なチームはある」