バルセロナ・カタルーニャGPの開催地であるバルセロナが、2028年以降にスパ・フランコルシャンと隔年開催となることが決まった後も、F1カレンダーへの恒久的な残留を諦めていないことを明らかにした。バルセロナ・カタルーニャ・サーキットは新契約により2028年、2030年、2032年の開催権を確保しているが、カタルーニャ州政府はそれを最終形とは考えていない。さらに中東情勢の不安定化によってF1の日程が見直されれば、2027年にも追加開催の可能性があるとの見方も浮上している。
カタルーニャ州首相「何も排除しない」スペインGP決勝日にサーキットを訪れたカタルーニャ州首相サルバドール・イジャは、F1との関係強化に向けた姿勢を改めて示した。「我々は何も排除していない」「今週も示されたように、バルセロナとカタルーニャの名声を考えれば、望むことは何でも目指せる」現在の契約ではスパとの隔年開催となるが、イジャ首相はそれ以上の可能性があると考えている。「複数のF1グランプリを開催している国はアメリカとスペインだけだ。それ自体がカタルーニャへの信頼を示している」スペインでは2026年からマドリードで新たなF1レースが開催される予定で、バルセロナとの2大会体制が実現している。ドメニカリ CEOが指摘した過去の課題一方で、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、バルセロナが現在の地位を維持できた背景には地元当局の大きな姿勢転換があったと明かした。ドメニカリはスペイン紙『AS』に対し、かつては十分な投資が行われていなかったと率直に語った。「私はバルセロナの友人たちにも率直に伝えた」「大規模なプロモーターが投資のために政府支援を必要としている中で、正直に言えば、かつてのバルセロナは投資額や改善の必要性に関係なく、このレースは保証されていると考えていた時期があった」しかし現在は状況が大きく変わったという。「今では政府関係者やプロモーターのチームが素晴らしい仕事をし、レースを取り戻した」「非常に重要な人物たちが関わっており、カタルーニャ州首相の尽力にも感謝している」「彼らはこの合意実現に真剣に取り組み、F1にふさわしいサーキットの未来を守るために懸命に働いた」F1の将来にも自信イジャ首相はスペインGP週末中にドメニカリと改めて会談したことも明かした。「先ほどドメニカリと会い、とても有意義な話し合いができた」「彼はここでの状況に非常に満足しているようだった」そして将来についても強い自信を示した。「私は前を見ている。そして、バルセロナでF1が今後何年も開催され続けると確信している」隔年開催という形で将来が確保されたバルセロナだが、地元当局の目標はそこに留まらない。スペイン国内でのF1人気の高まりとサーキットへの継続的な投資を武器に、将来的な年間開催復活を目指す動きは今後も続きそうだ。
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